助言2 ページ18
優華の目がさらに見開いた。目玉落ちちゃうよ。私もこの話を改めてするのが段々恥ずかしくなってきた。今思うと本当に少女漫画みたいな話で。
「私も最初は気づかなかったんだけど、観劇中になんかこの人見たことあるようなって思って、帰ってから検索したらあの人だって気付いたんだよね」
「まじか、なにそれすっごい漫画みたいな展開で萌える」
ほんとにね。
「でもね、ここからがさらにすごくて。それだけならまだ良かったんだけど」
「え、まだあんの？」
ここで料理が登場。とっても美味しそうな匂いがして、お腹が鳴った。
「そうなの。あの後暫くしてから会社で飲み会があったんだけど、そこでも和田さんやさらには刀ステの俳優さん方とお会いしてね」
優華はもはやあんぐりと口を開けている。
「和田さんとラインを交換したの」
優華は静かに嘘やろ…と囁いた。
「ちょこちょこお話しするだけなんだけどね」
「え？もう、ちょっとストップ。頭が追い付かないわ」
そう言った優華は無言でフォークをもって目の前のパスタを食べ始めた。そして、何口か喉を通った後水を一口含んで、ふーっと息を吐いた。何を言われるのはハラハラしながら私はそれを見守っていた。
「それってもう恋愛スタートしてるよね。Aはりんりんのこと好きなの？」
言われると思った。優華はそういうのにとても興味を持つ。高校のときから友達の恋愛にとても詳しかったし。
「いや、それは和田さんに迷惑だから。もうただの友達と一ファンでいようって…」
「はい？」
思ってる、と言い切る前に優華に言葉を切られてしまった。
「あのさぁ、りんりんもいつかはどこぞの女と恋愛して、結婚して行くわけよ。それが別にAでもいいわけじゃない？分かる？まぁ私的には友達が好きな舞台の俳優と付き合う？なにそれ超私得みたいな感じだけど」
フォークを向けられて、説教されてしまった。
「でも…」
「でももだってもない！とにかく、あんたがりんりんを好きと思うならアタックしなきゃ後悔することになんのはあんただかんね！なんたってファンが喉から手が出るほど欲しがる貴重なりんりんの連絡先持ってんだから。そんな女子あんた以外にいるかどうか…使わなきゃ勿体無いでしょ！」
周りにファンがいたらどうしようかと思うほど大声で言われた。半ギレだ…。
「うん…確かに…」
「そうと決まれば、作戦会議をするから！勿論あんたんちで！」
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もも(プロフ) - 返信ありがとうございます！！！ いえーーーい！お待ちしてましたーー！！！笑 (2018年7月9日 6時) (
レス) id: d113db31be (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - ビビ美さん» ビビ美さん、はじめまして！読んでいただき、また読み返していただき、ありがとうございます！続編も早めに出したいと思ってますのでこれからもよろしくお願いします。私は北在住なので、涼しい方です。ビビ美さんこそお体ご自愛なさってくださいね。 (2018年7月9日 0時) (レス) id: dc07f22dbf (このIDを非表示/違反報告)
ビビ美 - これから展開が一気に広がるとのこと、更新が待ち遠しくて仕方ありません。毎日暑いですがお体に気をつけて執筆活動なさってください。毎日読み返します..！ (2018年7月8日 18時) (レス) id: 9ea1c3fba9 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ美 - あいす様。初めてコメントさせていただきます！先月にこちらのサイトを発見してから先が気になって一気に読んでしまいました(*^_^*)じわじわ進展していく様子と和田さんの人柄の良さの描写がギュンギュンきます..！ (2018年7月8日 18時) (レス) id: 9ea1c3fba9 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - ももさん» ありがとうございます。50話に到達しましたので、続編に続きます。ここら辺から、一気に展開を広げていこうと思っています。よろしくお願いします！ (2018年7月8日 17時) (レス) id: dc07f22dbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす | 作成日時：2018年1月21日 0時
