兄が29人 ページ33
白娘「そのせいやろかねぇ？少し可笑しゅうなっとったんよ。
わてを潰しにかかる重圧の消し去る為には、わてを見捨てる憎いやつには
わてを傷付ける血ぃの繋がったやつには
死ぃを与えるんが一番の復讐やと思ってたんよ。
その考えに至ってからは早かったでぇ？まぁ実を言うと記憶あらへんねんけど;」
無意識の内に一族を滅ぼしたと笑って答える白娘子に恐怖を抱くもの、軽蔑を抱くもの。
反応は様々だったが、その中の1人だけ、白娘子に共感した者がいた。
ｴﾝﾏ「俺も分かる。生まれた時から自分の全てを決められて育て上げられ期待される。
逃げ出したくて壊したくて仕方が無いよな。
でも俺はその中でたった一つの光を見つけたんだよ。
兄さんだけだった、俺の分かって側にいて支えてくれて守ってくれるのは。」
白娘「その光であるお兄様を自分で傷付けてたら世話ないんとちゃうの？」
ｴﾝﾏ「その通りだ。だから俺は、謝りたくて、助けたくてここに来た。」
白娘「ｸｽｯ､そぅかい。」
ｴﾝﾏ「！なぁその話、お前達最の五門を作り出したのって((白娘「ついたで。恐の門や。」ッ!!」
白に赤い文字で恐と書かれた、大きな門。
その門へと続く階段を少し登ってからエンマ達の方を振り返る白娘子は
白娘「一つだけ毎度門の前に来たらヒント上げるわ。
ヒント、
それだけを言って先に門の中に入っていった白娘子。
きっと覚悟が出来たらおいで、先程と変わらない、そう言う意味だ。
門を開け放ち中に入ると紫の床に奥の扉の方に口を向け
遠吠えをしているような赤い狼の模様。柱は紫に獣が付けたような赤い大きな傷跡。
その奥にある階段に座り込んでる赤い髪の男。
顔には紫に赤い狼が月に向かって遠吠えをしてるのが描かれてある。
男はエンマ御一行が入って来たのを見ると、静かに立ち上がり仮面を外す。
カランっと音を立てて落ちた仮面。それには目もくれずに階段を降り
その紫の隻眼でただ静かにエンマ達を見つめる。
白娘「ｶﾞﾁｬｧｱﾝｯ)こっからは一度入ったら出る事は出来へんよ。」
全『ッ!!!(いつから、そこにｯ!?』
〜切り取り〜
絵が下手＆画質クソ悪くてすみません。
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黒煙(プロフ) - 竜姫さん» ありがとうございます！つ、続き急いで更新しますｯ!!!!(´；ω；｀)←ネタ切れ気味 (2018年11月9日 11時) (
レス) id: a70d2690ad (このIDを非表示/違反報告)
竜姫 - とても面白いです。続きが気になります。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: 649e22ca45 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» 全力で頑張りますｯ!!!!!!!!!（あ、嬉しすぎて鼻血、舞い上がりそう〜♪←← (2018年10月14日 13時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - 応援しています。!!!!!!!(( (2018年10月14日 13時) (レス) id: 1ea3b01be1 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» そう言って頂けてとても嬉しいです!!これからも勿論頑張らせて頂きます!! (2018年10月13日 14時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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