検索窓
今日:23 hit、昨日:35 hit、合計:75,538 hit

二話 ページ4

『はあ…。やっと着いた…。』

今、私は若武の家の前にいます。何故かというと…ね。

「ん〜分かんない…」

私は今、数学の課題をやっている。だけど、なかなか解けなくて…。やっぱり、数学は苦手だなあ。

「ふう。息抜きになんか飲もう…。」

棚の中に入っている筈の紅茶のパックを探した。なかなか見つからない。

『あれ、紅茶ってどこにあるんだろう。』

棚の中に頭を入れて奥まで探していると、電話が鳴った。

「彩、悪いけど、電話出てちょうだい。」
「はーい。」

受話器を取ると、いつもの聞き慣れた声が聞こえた。

「はい、立花です。」
『あ、アーヤ?』
「うん、そうだよ。どうしたの?」
『今日の10時に、若武の家に集合だってさ。』
「本当?何か事件かな。」
『わかんないけど、多分そうじゃない?なんかうれしそうだったし。アーヤも嬉しそうだね。』
「うん!だって、久しぶりの事件なんだもの!」

電話越しに笑顔で答えると、小塚君のクスッと笑う声が聞こえた。

小塚『そうだね。それじゃあ後でね、』
彩「うん!ありがとね。」

やった!楽しみだなあ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから30分くらい経って、今に至る訳なの。
それにしても若武の家、いつ見ても素敵だなあ。
ドアをノックすると、お手伝いの島崎さんが出迎えてくれた。

「はーい。」
「あ、島崎さん、こんにちは。」
「あら、いらっしゃい立花さん。皆さんは書斎に居ますよ。」
「はい、分かりました。ありがとうございます。」
「後ほど、お茶とお菓子を持って行きますね。」
「はい!ありがとうございます。」

やった、島崎さんのお菓子、大好きなんだ。いい感じの甘さで、お茶ともよく合うの。
ん〜、また楽しみが一つ増えたな。

三話→←一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

木之原 鈴 - Maiさん、二日も遅れてすみません!続編作るのに手こずってました…私なんかの言葉で喜んでくれるなんて…私には神様が見えますよ…続編もよろしくお願いしますね! (2017年5月26日 21時) (レス) id: ea8a8f3f80 (このIDを非表示/違反報告)
Mai - ありがとうございます! そういっていただけて嬉しいです (2017年5月24日 17時) (レス) id: c608e0f4fb (このIDを非表示/違反報告)
木之原 鈴 - Maiさん、ありがとうございます!お名前、可愛いですね!不定期更新ですが、これからもよろしくお願いします! (2017年5月22日 20時) (レス) id: ea8a8f3f80 (このIDを非表示/違反報告)
Mai(プロフ) - 続きが、早く読みたいです。頑張ってください〜♪ (2017年5月22日 16時) (レス) id: 989352100b (このIDを非表示/違反報告)
木之原鈴 - ハクさん、りーさん、ありがとうございます!応援して頂けて嬉しいです!これからもよろしくお願いします!(*≧∀≦*) (2017年5月10日 17時) (レス) id: ea8a8f3f80 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:莉奏 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年5月2日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。