人を拐うときは相手を選んだ方がいい ページ8
「目が覚めましたか、攘夷志士達よ」
誰かが私達に話し掛ける
恐らく私達を拐った者だろう
銀時「おいおい、甘味があるって聞いたから来たってのに
変なじじぃが居るだけじゃねぇか」
お前は甘味に釣られて捕まったのか?
今時のガキでもそんなのに引っ掛からんぞ?
桂「おい、モフモフはどこに行った!俺はモフモフを追いかけて来たのだぞ!」
こいつは、相変わらず可愛いもの好きか!
と言うより、これまたガキじゃねぇか!
辰馬「あっはは!わしはおりょうちゃんに呼ばれて来ただけぜよ!」
こいつは相変わらずうるせぇ
高杉「俺は、銀時をぶった切れると聞いて来たんだがな」
銀時「お前、なにそんなんで釣られてんの?」
高杉「てめぇの甘味よりかはましだ」
どっちもどっちだろ
「ふふ、まぁまぁあとでいくらでもお渡ししてあげますから
今は私の話を聞いてくださいな」
こいつ、何が目的か知らんが私達を拐ったと言うことは
ロクでも無いことを起こすつもりだろ
「あなたたちには私のあることに協力していただきます」
銀時「おいおい、名乗りもしねぇで俺達に協力させんのかぁ?」
桂「礼儀と言うものがなっていないな」
辰馬「あははは、おまんらには言われとぉないとおもうぜよ」
こいつのあること?
A「あの、あることってなんですか?」
「江戸を破壊することですよ?白い悪魔」ニコッ
A「!?」
こいつ、江戸を壊すだと?
いや、別に構わねぇが今はそんなことじゃねぇ
こいつ、私の素性まで知ってるのか
仕方ない、一か八か掛けるか
A「し、白い悪魔ってなんですか?わ、私はある方に雇われて
わざと捕まっただけです!」
「どういうことですか?誰に雇われたんです?」
掛かったな?やはりコイツ私の姿まではちゃんと知らねぇのか
A「ッ!Aさんです!」
全『!?』
銀時「Aってあの?」
桂「あやつ江戸に来ていたのか」
辰馬「久しぶりに聞いた名前ぜよ!」
高杉「ほう、そいつはどこにいんだ?」
あのバカ3人は私の事をまだ恨んでんのか
殺気がこっちに飛んでくるなぁ
まぁ仕方無いか、あんな別れだったんだ怒るよなぁ
それに、私を恨んでくれた方が助かるしな
A「わ、分かりません!でも、かぶき町には居ません!
お願いです、信じて下さい!あなたたちに寝返りますから!
私はまだ死にたくないんです!ヒック」
これで、良いだろ
「ふっ、女と言うのは相変わらず自分大好きですねぇ
良いでしょう、手錠を外してあげます」コツコツ
人を騙すときは自信を持ってやりきること→←目が覚めたら変な所に居るときは大体ロクでも無いことが起きる
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作者名:赤いエンジェル | 作成日時:2022年7月28日 18時