お姫様抱っこって憧れるよね ページ14
A「チッ!アイツらしつこいな」ヒュン
烏共が追いかけて来るためクナイを飛ばして
何とかしているがクナイが尽きかけている
烏共は数だけは多いからな
銀時「A何したんだよ」
私を抱えながら走っている銀時だが
こいつ、体力バカだろ
私は重いと思うんだがな
A「なんもしてねぇよ」
確かにアイツらにはなにもしていない
アイツが居るんだ、手を出さない様に気をつけてきた
なんせ私は面倒事は嫌いだからな
桂「銀時?何をしている」
銀時「ヅラ!今、烏から逃げてんだよ!」
桂「ヅラじゃない!桂だ!それより銀時お前が抱えてるのは……」
A「今はどうでもいいからさっさと逃げるぞヅラ」
桂「ヅラじゃない!桂だぁぁ!」
A「あぁくそ!あのクソ烏共が
しつこいっていってんだろうが!」ヒュン
あまりのしつこさにヅラから
盗った爆弾を投げてやった
――――ドォォォォォン――――
桂「なっ!A俺の爆弾を盗んだな!」
A「銀時、次の曲がり角左に行け」
銀時「分かった」
桂「おい!無視をするな!」
本当にしつこいな
そう言えばさっき朧が言っていたが
私の死体が必要とはどういう事だ?
アイツは何を考えてんだ?
銀時「!?」
高杉「!?銀時」
左に曲がったら高杉とぶつかりそうになったが
間一髪の所で銀時が避けた
銀時「あぶねぇだろうが!」
高杉「そりゃァこっちのセリフだ!」
こうもケンカをしているが
逃げながらでのケンカだ
器用な事をするもんだ
高杉「銀時、てめぇが抱えてんのはAじゃねぇか」チャキ
A「私を殺すのは構わんが後でにしろ」
高杉「なっ!てめぇがしたことわかってんのか」
A「分かってるに決まってんだろ!
今はどっちも死んだら私の事を殺せねぇだろうが!」
高杉「チッ!今だけだからな」
A「銀時、次は右に行け
そんで森に行き着くから森ん中入んぞ」
銀時「え?森って視界奪われるけど……」
A「いいからさっさと行け」
銀時「……分かった」
あそこに行きゃぁ少しは時間が稼げる筈だ
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作者名:赤いエンジェル | 作成日時:2022年7月28日 18時