22話 ページ22
アーヤside
「人狼ゲーム?」
「そう!アーヤ、知らない?」
そういえばクラスメートがものすごくハマってるって言ってたのを聞いたなぁ。
でもやった事ないんだよね。
「私、ルールがわからないから教えてくれる?」
「ああ。じゃあここでやろう。」
フウが指したのは丸い机。
みんなで椅子に座った。
「じゃあゲームマスターは私ね!9人だから村人が5人。人狼が2人。占い師と霊媒師が1人ずつでやりまーす!」
ナツは9枚のカードをよく切って1人1枚ずつ配り始めた。
「ではそれぞれ自分の役職を把握してください!」
私のは・・・占い師?
何をするんだろう?
下の説明には『毎晩、誰か1人を指名して人狼か否かを知ることができます』と書いてある。
「確認が出来たらカードを見えないように置いて机に伏せて下さい。あっ、説明は今からするから大丈夫!」
みんなが机に伏せる。
「人狼さん、人狼さん。顔を上げて仲間を確認してください。」
コトッと微かに物音がした。
「あなた達は毎晩1人を指名してその人を亡き者にする事ができます。人狼と村人の数が同数になったらあなた達の勝ちです。では最初に喰う人を選んでください。じゃあ伏せて。次は占い師さん、占い師さん。顔を上げてください。」
私だ!
静かに顔を上げる。
ナツは了解というふうに頷いた。
「あなたは毎晩1人を指名して人狼かそうではないかを知れます。あなたや村人、そして霊媒師は人狼を全ていなくならせたら勝ちです。では伏せて。」
なるべく音をたてないように伏せた。
「最後に霊媒師さん、霊媒師さん。顔を上げてください。あなたは毎晩、その日の昼に追放された人が人狼か否かを知ることができます。じゃあ伏せて。」
何故か少しだけ時間がかかった。
「このゲームは昼と夜が交互にやってきます。村人は昼に人狼だと思う者を処刑してください。では恐ろしい夜が明けました。最初に喰われたのはフウです!残念!では今から人狼を処刑するための会議を始めます。時間はとりあえず5分。じゃあスタート!」
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ねね - 面白かったです!!バカ杉とバカ武の言い合いを見て、消えた黒猫は知っているだったっけ??どれかの本のシリーズで、上杉ではなく、出杉が出て面白かったwwそれが思いだしました! (2021年4月1日 20時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
藤壺 - すごいおもしろかったです (2020年7月19日 21時) (レス) id: 2767eaffef (このIDを非表示/違反報告)
彩奈 - 読みました。とっても面白かったです。ただ一つお願いがあって、会話文の前にその人の名前の頭文字を入れることは可能ですか?できるならばお願いします。例えば若武なら若「」という感じです。 (2019年2月12日 6時) (レス) id: c4ccdcc99d (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート - ありがとうございます! (2018年7月29日 14時) (レス) id: 879f49579e (このIDを非表示/違反報告)
ギラティナ(プロフ) - おもろいデス! (2018年5月6日 20時) (レス) id: 7b31dac02f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホワイトノート | 作成日時:2018年4月2日 16時