〔ﾘｸ〕しっと ページ11
｢Aさんおもろいわ〜｣
『ふへへ、ありがとうございます』
｢Aさんなんか食べたいもんある？｣
『あ、お肉食べたい！』
｢みてやこの服！かっこいいやろ？｣
『かっこいい〜！シャオロンくんすき〜』
今、俺とAは居酒屋にいる。
というのも、俺が友人に飲み会に誘われ、彼女紹介してよ、と言われたから連れてきた。
まぁ正直、彼女に変なことをされないか心配だったのだが。
『グルッペンさ〜ん、遊びましょうよ〜』
｢ゲームでもするか？スマブラを実は持ってきているんだ｣
『すごいさすが〜！』
…今日、とあることが分かった。
Aは酔うとデレる。
友人にも、Aはデレデレだ。
しかも、それを利用して友人は話しかけている。
｢Aさん酔ってんね、彼氏怒るんじゃない？俺達と話して｣
『大丈夫ですよぉ〜。私鬱先生のこと好きですもん』
楽しそうに…
…なんだか、イライラする。
Aが他の男の人と話してるのを見ると。
これが束縛なんだろうか？いや、嫉妬？
よく分からないけど、とてもイラッとする。
『好きですゾムさ〜ん』
やめて、言わんといてや。
俺の彼女なのに。
｢マジで？嬉しいわぁ、Aさん｣
ゾムもそんなこと言わんといてや。
｢なぁ、A、いろんな奴と仲良くしてさぁ…本物の彼氏がどう思ってるかも考えてないん？｣
思わず、言ってしまった。
Aは少し驚いた顔でこちらを見ている。
他の奴らは…ニヤニヤとしている。煽りやがって、後で粛清だ。
｢俺さ、グルさんとかと仲良くしてんの見て、嫉妬してんのやけど｣
…酔ってなければ、こんなことは恥ずかしくて言えないだろう。
今後友人と会う度にイジられそうだけど。
｢俺のこと以外見やんといて｣
自分で言っておいて、恥ずかしくて少し後ろを向く。
『ふふ、トントン』
｢…なに｣
『ごめんねぇ』
そう言って、Aはぎゅっとハグをしてきた。
『トントンがそんなこと思ってくれると思わなかった〜』
『惚れる、トントンだぁいすき』
きっと酔って、そんな言葉が出ているのだろうけど
酔ってない俺は｢大好き｣と言われるだけで嬉しかった。
｢今度から、あんま話さんといて…嫉妬するから｣
『うん、わかった』
後ろからﾋｭｰﾋｭｰと煽る声がしたけど、気にしない。
｢惚れさせたから俺の勝ちやろ？え、引き分け？｣
トントン Draw
春ノ桜さんリクエストありがとうございました！
終わり
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詩奈(プロフ) - ただいま不具合かなにかにより更新が出来なくなっています、運営様に問い合わせても返ってきません。申し訳ありませんが、暫くお待ちください。 (2019年4月14日 16時) (
レス) id: 91b5452f8f (このIDを非表示/違反報告)
詩奈(プロフ) - リクエストありがとうございます、少々お待ちください！ (2019年4月6日 12時) (レス) id: 91b5452f8f (このIDを非表示/違反報告)
春ノ桜(プロフ) - 素敵な作品ですね！リクエストですが、グルちゃん等の他の男の人と仲良くしててトン氏が嫉妬するっていうシチュエーションどうですか？(ありきたりとか言わないでくださいw) (2019年4月6日 12時) (レス) id: eb9a2b5f6e (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 純粋なトントンの彼女かわい (2019年4月2日 1時) (レス) id: 7b614107d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩奈 | 作成日時：2019年3月29日 17時
