SERVAMP＿願いを込めて、君に祝福を＿ 2

6話 うそつきはだれだ ページ1

定例会が終わってから真昼は武器(リード)を扱えるようになるために御園の家で"特訓"を行っていた。

力を振り絞り、武器(リード)を出そうとするがなかなかうまく出来ない様子だ。


御園「サーヴァンプの主人(イブ)が使える…"武器(リード)"という力。これが扱えないとサーヴァンプは制御できない。

まず自由に出し入れができるようになることからだ。貴様のホウキ型の武器がどう使えるかは僕には知る由もないが、最終的には武器(リード)でサーヴァンプを制御し、連携技を発動する。」


真昼「クロ…なにかコツとかないの？」


クロ「お前の武器(リード)がうまく出せねーのはオレとは関係ねーし。出せるようになったら呼んでくれ。」


クロは「ゲームしてっから」と言い。家から持ってきたゲーム機で遊び始めた。


真昼「…武器とか制御とか…サーヴァンプって戦うのがメインなの？」


御園「それは…もともとサーヴァンプというのは戦……」


リリイ「何のために力が欲しいのか具体的にイメージしてみたらいかがでしょう？」


真昼「具体的に…？」


真昼の質問に御園が答えようとしたが後ろからそれを遮るかのようにリリイが武器(リード)を出せるアドバイスをする。リリイに邪魔された事で御園は腹を立ててリリイを睨みつける。


御園「…貴様のサーヴァンプにやる気がないのは貴様の意志が弱いからだ。」


真昼「じゃあ、貴方のリリイが脱ぎまくるのは貴方が何かから解放されたがってるってこと…？」


御園「やかましいっ！あれはただの奴の性癖だ！！」


顔を赤くして声を上げて否定をする。


真昼「何のために…か。

守りたいからだよ。手の届く範囲の全部…友達とか…子供の頃から一緒で家族みたいに思ってる。私は親がいないから余計そう思うのかもしれないけど…」


御園「ふうん…」

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