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真昼side＿＿
桜哉からリストバンドを受け取って一緒に衣料品店を出た。外は相変わらず雨が降っていて傘をさし、2人でたわいない会話をしながら街を歩いていく。
＿＿が、ふと誰かに見られているような感覚におそわれる。
振り返って見渡したがそのような人物は見つからなかった。
桜哉「真昼？何かいた？」
真昼「あ…いや…気のせい…かも。」
桜哉「はっまさか…吸血鬼じゃね！？うわさのっ…」
真昼「＿＿…桜哉。もし…本当に何か変なことにあったら私に言ってよ。私が絶対どうにかするから…」
桜哉「…何だよそれ！？真昼っまさかエクソシストとかになっちゃったのか！？オレもまぜろよ！！」
真昼「違うけど。」
これから私は吸血鬼に関わっていくんだから大事な友達…桜哉たちが椿たちに襲われる可能性だってある。彼らが危険な目に遭わせないように、私がしっかりと守らなければならない。
桜哉「でも…真昼。最近ちょっと変だよな…？…何かあった…？」
真昼「え？」
桜哉「真昼…最近何かオレに隠しごとしてないよな…？
何かオレに嘘ついてないよな…？」
左手首を握られて私にそう問いかける。
…隠し事は、確かにしているよ。でも、そんなことを言ってしまえば、あなたも巻き込んでしまう形になる。そうさせる訳にはいかない。
だから…
真昼「…そんなことはないよ。」
桜哉。心配しないで…大丈夫だから。
その後、笑顔で手を振りながら桜哉と別れた。
真昼「クロをただの猫だって言ったのは嘘だけど…吸血鬼なんて言えないし…」
クロ「あ？」
鞄の中で大人しくしていたクロがチャックを開けて顔を出した。
クロ「…ホントに行くのか…？定例会。
こーやってのびのびと日常をエンジョイしてたほうが…」
真昼「そんな訳にはいかないよ。その日常のためにやるんだから。」
クロ「はあ…めんどくせー」
たぶん私は浮かれていたんだ。
すべてを守る力を得たような気がしていた。
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ミツ - 更新ありがとう（≧∇≦）真昼ちゃん可愛い♡御園とリリィとの絡みが新鮮♡これからが楽しみ(^ ^) (8月19日 23時) (
レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
キララ@現実逃避(プロフ) - ミツさん» うわーー！ありがとうございます！ちょくちょく更新していこうと思っているので楽しみにしていてください！ (8月13日 23時) (レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 真昼成り代わり小説、ありがとう(^○^)キャラとの絡みが楽しみ♪更新楽しみに待ってます♪ (8月12日 9時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ@現実逃避 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2023年8月9日 11時
