◆ ページ12
閉じていた目を開けてみると、私に向けていたはずの剣は彼が私を庇って胸に刺さっている。
クロ「死ぬほどめんどくせー奴…」
「おっ…とォっ」
彼が手品師に向かって攻撃をするが避けられてしまう。胸に刺さっている剣を自分で抜けば大量の血がポタポタと落ちてくる。
クロ「まあ落ち着け、お前やオレに何ができんだ。オレが何百年血を飲まなかったと思ってる……もうほとんどただの猫だっつーの」
真昼「どうして…」
クロ「逃げとけ、オレ一人でどうにか出来る気はしねーけどなー…」
『俺一人でどうにか出来る気はしねぇ。当然子育てなんてしたことねーしな…だから
俺もがんばるからお前もがんばれ、それでどうだ…真昼。』
＿＿＿なんだ…シンプルな話だ。
今その「誰か」は「私」じゃない…「彼」でもない…それはきっと…
「私とあなた」なんだ。
クロ「ま…猫は猫でも死なねー猫だし、時間稼ぎくらいなら…」
私は彼の腕を引っ張り、自分の右腕を彼の口に押し付けると牙が腕に刺さり血を流す。
真昼「2人でどうにかするんです！
私の血を口にした瞬間、右手首に鎖が現れて、それはクロの首へと繋がれている。
クロ「お前みてーな奴が一番めんどくせーんだ…」
＿＿＿＿城田真昼… 15歳
シンプルなことが好き…面倒なことは嫌い…
だから猫を拾った。猫……のはずだった。
クロ「でもしょうがねーお前が
「…困るなァ〜〜契約しちゃったァ…ああでも…へェ真祖は契約するとそうなるのかァ…
新しく飼うことになったペットは…
…吸血鬼らしい。
クロ「にゃあ。」
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ミツ - 更新ありがとう（≧∇≦）真昼ちゃん可愛い♡御園とリリィとの絡みが新鮮♡これからが楽しみ(^ ^) (8月19日 23時) (
レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
キララ@現実逃避(プロフ) - ミツさん» うわーー！ありがとうございます！ちょくちょく更新していこうと思っているので楽しみにしていてください！ (8月13日 23時) (レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 真昼成り代わり小説、ありがとう(^○^)キャラとの絡みが楽しみ♪更新楽しみに待ってます♪ (8月12日 9時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キララ@現実逃避 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2023年8月9日 11時
