【進撃の巨人】ー光をくれた人４ー (ページ5)

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ーﾍﾟﾄﾗsideー

昨日の夜、

屋上に行くリヴァイ兵長とAを見かけて

つい、後を尾けて、覗き見てしまった。

この壁外調査が終わったら結婚。

リヴァイ兵長はAの事

本気なんだ。

なら、チャンスはこれが最後。

今回の壁外調査で確実に殺る。

とは言っても、Aを見るリヴァイ兵長の目は

見た事ないくらい優しくて、Aを愛しているのは一目で分かった。

Aを殺っても、リヴァイ兵長は私を見てくれないかもしれない。

でも、それでも、Aには取られたくない。

初めてAを見た時、可愛いと思った。

Aは可愛くて、綺麗な目を持っていて、

リヴァイ兵長から愛されてる。

私の持っていない物も、

1番欲しい物も全てを手にしてる。

それが、どうしても許せなかった。

ﾘｳﾞｧｲ｢信煙弾だ。ペトラ、お前が打て。｣

ﾍﾟﾄﾗ｢はい！｣

左翼後方から巨人が来てるみたい。

Aが居るのは、右翼中央。

この計画が、私のただの嫉妬心だって言うのは分かってる。

けど、何もしない訳にはいかない。

ｵﾙｵ｢おい、ペトラ。さっきから何考えてやがる。｣

ﾍﾟﾄﾗ｢…なんでもないわよ。｣

ｵﾙｵ｢…今は壁の外なんだぞ？少しの気の緩みが
ﾀﾋに直結する。｣

そんな事、私も分かってる。

けど、この機を逃したらもう…。

私は少しでも、可能性があるなら、

そっちに賭ける。

ﾍﾟﾄﾗ｢…オルオこそ、集中したら？｣

狙い目は、右翼側に巨人が出現した時。

必ず、混乱は生じる。

そこに乗じれば確実に仕留められる。

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