【進撃の巨人】ー光をくれた人４ー (ページ30)

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～遥か未来で待つ君～ページ30

ーAsideー

クラスはエレン達と同じ。

入学式も終わって、これから部活見学。

この学校は部活、必ず入らなきゃみたいだし…

どの部活に入ろうかな…。

ﾐｶｻ｢A、部活はどこにするか決めた？｣

貴｢ううん、まだ。でも、体も動かしたいし、
運動部がいいかな？｣

ｴﾚﾝ｢Aは運動部かー、俺はどこにするかなー。｣

ｱﾙﾐﾝ｢まだ時間はあるんだしゆっくり決めればいいよ｣

部活もそうだけど、

やっぱり、"あの人"の事が気になる。

前にずっと私を大切にしてくれてたあの人。

もしかしたら、この学校にいるんじゃないかって

思って、入学式が待ち遠しかった。

今はまだ思い出せないけど

会えたらきっと思い出せる。

今どこで何してるのかな。

約束、忘れて楽しくやってるのかな？

だとしたら、

私が入る余地は無い…のかな。

ﾐｶｻ｢A、どうしたの？考え事？｣

貴｢え？何でもないよ？｣

ﾐｶｻ｢そう？何か不安な事とかあったらすぐ言って。
Aは私達の大切な友達のなんだから。｣

ｱﾙﾐﾝ｢うん、僕達で良かったらいつでも相談乗るよ。｣

ｴﾚﾝ｢ま、新しい環境に慣れるまでは
不安もあるだろうけど、頑張ろうぜ！｣

やっぱり、エレン達は良い友達だな。

そう言えば、

エレンやミカサ、アルミンは

前の記憶があるのかな？

私は覚えてるけど

もしかしたら覚えてるのかな？

もし覚えてたら、

"あの人"の事何か聞けるかも…。

でも、

急に前の事覚えてる？何て聞いて

覚えてなかったら。

絶対引かれる…。

今はまだ聞かなくてもいいか。

もし、見つけられなかったら

聞いてみよう。

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