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ーﾘｳﾞｧｲsideー
シガンシナ区に超大型巨人が現れ、
扉が破壊された。
Aの友達はシガンシナ区にいる。
このことを話したらAはどんな顔をするだろうか…
なんて考えながら書類を眺める。
貴「おはようございます」
Aが目をこすりながら体を起こす。
ﾘｳﾞｧｲ「あぁ。A」
昨日のことを話すために、Aの側へと歩みを進める。
ﾘｳﾞｧｲ「……昨日、ウォールマリアが陥落した。」
俺は淡々と話し始めた
Aは動揺していた。
貴「ど、どういう事ですか…？」
ﾘｳﾞｧｲ「昨日、俺たちが壁外調査中に
シガンシナ区に超大型巨人が出現し、
扉が破壊された。」
シガンシナ区にはこいつの友達がいる。
Aにとって初めての友達だ。
ダメージは大きいだろう。
貴「そんな！嘘ですよね！？」
こんなタチの悪い嘘付けるわけがねぇ。
ﾘｳﾞｧｲ「嘘じゃねぇ、落ち着いて聞け。」
Aはこの世の終わりのような顔をして、目に涙を溜めていた。
今のAに気休めの言葉なんて掛けられない。
ﾘｳﾞｧｲ「…」
貴「うぅっ…エレン、ミカサ、アルミン…っ」
Aの涙を手で拭ってやりながら
己の無力さを噛み締めた。
ﾘｳﾞｧｲ「お前の大事な友達を、
守ってやれなくて悪かった。」
今の俺にはこんな言葉しか掛けられなかった。
するとAは自分で涙を拭いながら
貴「エレンたちは生きてます…」
と、小さく呟いた。
ﾘｳﾞｧｲ「…」
生きているという確証が得られなかったため、
何も言えなかった。
Aの顔を見ると
今までに見たことの無い表情
藍と銀の瞳には決意の火が灯り、
儚く淡い光だったのが
今は
銀色の強い光に変わっていた。
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那月(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！こんな駄作で宜しければ是非お願いします(*´∀｀) (2020年10月19日 15時) (
レス) id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年10月19日 10時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那月 | 作成日時：2020年7月16日 2時
