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ーﾘｳﾞｧｲsideー
シガンシナ区が陥落してから2年。
14歳になったAの普段の様子は昔と変わらなかった。
が、訓練の時やふとした瞬間に瞳にあの時のような火が灯るようになった。
貴「リヴァイさん！今日も訓練お願いします！」
あれから、体も技術もどんどん成長していった。
休めと言っても、コソコソと兵舎を抜け出しては訓練している。
そんなAの努力もあり、実戦経験はないものの
実力は副兵士長を任せられる程と兵団内で密かに囁かれていた。
とは言うものの、Aは正式に調査兵団に入団している訳では無いため
班にも所属して居なければ、
他の兵士と話す機会もない。
今ではAと話したことがある兵士が居ないため幽霊説まで浮上していた。
白銀の髪を持った強く美しい幽霊。
ﾘｳﾞｧｲ「そんなに訓練ばかりしていたら体を壊す。
体調管理も立派な訓練だ。いい加減休め。」
そう言うとAはむくれながら
俺の横に立っていた。
成長したとは言え身長は俺より低い
ﾘｳﾞｧｲ「なにか文句があるのか。」
俺は書類を書く手を止め、立ち上がりAを見下ろして言った
貴「…無いです」
むくれたまま言うAの頬を引っ張った。
貴「ちょっ…いたいれふ！」
ﾘｳﾞｧｲ「うるせぇ、文句があるなら言え。」
言ったところで、訓練はしないがな。
ここの所全くと言っていいほど休んでいない。
一日のほとんどを訓練場で過ごすAは
少しやつれていた。
貴「文句なんて言ったら怒るれひょ？」
俺は引っ張っていた頬を離した。
ﾘｳﾞｧｲ「分かってるなら今日はじっとしてろ。」
体も成長したが、ここに来た時より態度もでかくなっている
反抗期ってやつだろう。
貴「少しでも訓練して強くなりたいのに。」
Aを見下ろしているとふと髪が気になった
ここに来た時からずっと切らずに伸びっぱなしの白銀の髪
ﾘｳﾞｧｲ「…髪、邪魔じゃねぇのか。」
貴「え、訓練の時は確かに邪魔かもしれないです。」
Aは自分の髪を1束つかみ見つめながら言う。
ﾘｳﾞｧｲ「なら、今日はそいつをどうにかしてこい。」
貴「結べば大丈夫ですよ…」
ﾘｳﾞｧｲ「うるせぇ、訓練中に怪我でもされたら俺が面倒なんだ。」
Aを睨みつけ言った。
貴「……はい。」
休暇を取らせ、半ば強引に髪を切らせに行かせた
.
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那月(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！こんな駄作で宜しければ是非お願いします(*´∀｀) (2020年10月19日 15時) (
レス) id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年10月19日 10時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那月 | 作成日時：2020年7月16日 2時
