第5話 ページ5
それからはや2年
私は4歳、宏規は2歳になった。
宏規はすくすくと健康に育ち私の後ろをちょこちょこと着いてくるんですよ！！
あ、そういえば、聞いてくださいよ！！
この間宏規が初めて喋ったんですけど、なんて言ったか分りますか？えっ？わかんないって？じゃあ教えますね！！
な、ん、と！
宏「ねぇーちゃ。」
って！！！！言ったんです！！！！
可愛すぎませんか！？
あの可愛い顔で「ねぇーちゃ。」って笑顔で言われたら誰だって心臓を撃ち抜かれますよ！！
そう皆さんのお察しの通り私は立派なブラコンに育ちました！！笑
たまらず抱きしめて大声で「大好き！！」って言っちゃいました！笑
そしたら宏規も
「ひーたんも、ねぇーちゃ、すき！」
って！！！！
それからというもの何をするにも宏規は私の真似をするようになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
そしてまた2年がたち
私は6歳、宏規は4歳になり、
私は2度目の小学校に入学する年になった。
小学校に登校する時間が近づくと宏規は私に引っ付いて離れなくなります。笑
私は引っ付かれるのはとても嬉しいんですけど
いつも遅刻しそうになるので宏規を引き剥がしてお母さんに預けて学校に登校しています。
宏規が生まれてから今まで朝から寝る時までずっと一緒に過ごしていたんですよね。
だからなのか最初私が小学校に行くことになった時はって話をした時には、
宏「学校ってどんなところなの？」
って感じで動揺はしてなかったんですけど
入学式の日の朝に宏規は行けないんだよって私が言ったら
宏「えっ？なんで？どうしで？？」
と言ってギャン泣きしだしたのでした。
そこまで泣くと思わなかった私は突然のことに固まってしまい
宏規の大声に心配してお母さんが来てくれて
宏規をみてお母さんは目を丸くした。
母「宏規？どうしたの？」
と言って宏規を抱き上げてポンポンと背中を叩いて
母「宏規、そんなに泣いてどうしたの？」
宏「ゔぅひっく、だってぇおねえちゃんが〜ひろきはいっしょにいけないって〜〜ひろきのこときらいだからそんなこというの？」
「宏規のことは大好きだよ！！でも宏規はまだ4歳だから6歳にならないと行けないんだよ。」
母「そうよ宏規。お姉ちゃんはね、小学校に遊びに行くんじゃなくてお勉強しにいくの。宏規はいい子だからお母さんとお家で待っていられるよね？」
「私もできるだけ早く帰ってくるから、帰っえきたらいっぱい遊ぼうね。」
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作者名：ドナルド | 作成日時：2018年9月6日 22時
