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106t.side ページ6

「待って、」



出た。Aちゃんお得意の待って。


どーせ恥ずかしいとかでしょ。




玉「待ちませーん」




足の下に腕滑り込ませて、お姫様抱っこ。

ヒョイって持ち上がっちゃった。




「あの、裕太くん…」



玉「ん?何?」



「……優しく、して…」




可哀想なくらい ぱあって赤くなっちゃった。


恥ずかしいんだろうな。

俺の胸に顔埋めてる。




玉「はぁ……。それ反則だわ。」




さっきは脱ぎませんとか言ってたのに

今度は優しくして?って。

ズルいわ、ほんと。





玉「行き先はどちら?」




「え?……寝室じゃないんですか?」




玉「寝室とかじゃなくて、もっと違う言い方があるじゃん。
ちゃんと俺にお願いして?」




「じゃあ…裕太くんの部屋まで、お願いします」



玉「んー、50点。100点あげるから
ちゅーしながら可愛〜く言ってみて?」






「……………裕太くん…。
ベット、連れてって…?//」



Aちゃんの事だから

絶対ほっぺにすると思ってたのに。



不意打ちだった。



チュって、可愛いの唇にされて

ニヤニヤしちゃう。




玉「んふふ、かしこまりました」



「あの、重たくないですか?私自分で、

玉「いーの。
それよりどお?お姫様気分?(笑)」



「お姫様?」



玉「ふふ、うん。お姫様抱っこ」



「………私、裕太くんに抱っこされながらここに来たの2回目なんですけど、覚えてますか?」



玉「んはは、そんな事もあったわ(笑)」



「裕太くんに呼び捨てされたのも
今日で2回目なんです。」



玉「そうだっけ?そんなのよく覚えてんね」




Aちゃん、ベットに降ろして顔見たら

クリッとした目、ウルウルしてる。




「好きだから、覚えてたいんです。全部…」




なんか、聞き方によっちゃ

忘れなきゃいけないような言い方じゃない?


なんで…?




眉毛下げながら、真っ赤になってる頬

スルスル撫でたら


その上から重ねるように手を握られて。




玉「ダメだ、電池切れ。」



「抱っこなんてしたから…」



玉「そーゆー問題じゃないの。
ここに可愛いのちょうだい?」



人差し指を唇の上に乗せて

Aちゃんの前に顎突き出した。



満たされてるのは俺だけなの?



Aちゃんが悲しそうな顔をするのは



きっと俺のせい。




.

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ゆゆ(プロフ) - 移行中なんですね!続きすごい気になってます。移行後の続き楽しみにしてます! (2018年2月9日 17時) (レス) id: 5f259c3649 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 更新おめでとうございます!この後の展開がすごく気になります(><)!楽しみに待ってます\^^/ (2018年2月5日 11時) (レス) id: 5f259c3649 (このIDを非表示/違反報告)
たまみ(プロフ) - 更新待ってます (2018年1月15日 17時) (レス) id: 4bb2246537 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 更新おめでとうございます!なんか切ないですね。けどキュンキュンもあるのを祈ってます!更新楽しみにしてます!! (2017年12月16日 7時) (レス) id: 5f259c3649 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - 更新待ってました!たまよ。さんの書く玉森くんはとことん優しくて甘くてキュンキュン止まらないです!続きも楽しみにしてますね! (2017年10月12日 16時) (レス) id: b80cf88871 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまよ。 | 作成日時:2017年4月21日 1時

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