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次から次へと

焼かれたお肉がお皿に乗せられて

あっという間に満腹になってしまった。


しかも、こんな美味しいお肉食べた事ない。





「……もう無理…」



鈴「めっちゃ少食じゃない?」



「鈴木くんが大食いなだけでしょ」



鈴「てかAちゃんってお酒飲んだりしないの?」



「外ではあんまり飲んだ事ないかも。
そんなに強くないし、すぐ寝ちゃうらしいから」





よくユカに、彼氏ができて外で飲んだら

間違いなく怒られる。って言われてたっけ。




鈴「……なるほど」




鈴木くんの怪しげな笑みが

裕太くんが意地悪するときの顔にちょっと似てて、ドキッとした。




鈴「あ、まーた玉森先輩の事考えてるでしょ」




私が黙って鈴木くんを見ていたらそんな事言われて。

裕太くんも、私が何考えてるのか

ズバズバ当ててくるけど、そんなにわかりやすいのかな。




鈴「ねぇ、今すぐここで電話してよ、玉森先輩に。
今日誰とどこで何してた?って」



「え、今…?!」



鈴「うん。だってそうじゃなきゃ
Aちゃんは今日も明日もずっと抱え込んじゃうじゃん?」




ほら、早く なんて急かしてくるところも

どことなく裕太くんに似てるし。




鈴「Aちゃんがかけないなら俺が電話しちゃうよ」



「ちょ、何で番号知ってるの!」



鈴「はい、あと5秒〜」



「わっ、ちょっと待ってよ!自分でかけるから!」



鈴「…よろしい(笑)」





うわ……。

鈴木くん、今すごい意地悪な顔してる。







.







「………ねぇ。
やっぱり今かけないとダメ?」




何コールしても電話が繋がる事は無くて。


慌てて通話ボタン押しちゃって

言いたい事何も決めてなかったのに…

なんて思ってたのに。






虚しく画面をじっと見つめてる。




「………っ、」




今日これ以上ダメージを受けたら

きっと私は鈴木くんの前で泣いちゃう。



もしこれでずっと電話に出てくれなくて

連絡の返事もくれなくて、それから…。




やっぱり……ごめん。

なんて事になったら、私大丈夫かな。




いくら鈴木くんが笑わせてくれても

結局悲しい気持ちのが大きくなって


いつでも裕太くんの事を考えちゃう。





「……ちょっとお手洗い、」





私ってこんなに弱かったっけ?




あと少しで涙が溢れ出そうだった。




.

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ゆゆ(プロフ) - 移行中なんですね!続きすごい気になってます。移行後の続き楽しみにしてます! (2018年2月9日 17時) (レス) id: 5f259c3649 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 更新おめでとうございます!この後の展開がすごく気になります(><)!楽しみに待ってます\^^/ (2018年2月5日 11時) (レス) id: 5f259c3649 (このIDを非表示/違反報告)
たまみ(プロフ) - 更新待ってます (2018年1月15日 17時) (レス) id: 4bb2246537 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 更新おめでとうございます!なんか切ないですね。けどキュンキュンもあるのを祈ってます!更新楽しみにしてます!! (2017年12月16日 7時) (レス) id: 5f259c3649 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - 更新待ってました!たまよ。さんの書く玉森くんはとことん優しくて甘くてキュンキュン止まらないです!続きも楽しみにしてますね! (2017年10月12日 16時) (レス) id: b80cf88871 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまよ。 | 作成日時:2017年4月21日 1時

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