your my princess

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玉「ねぇ…… 」



「はい…」



玉「他の奴と飲む時もあんななの？」



「あんなって…？」



玉「寝たり、とか」



「いやそんな事はないんだけど…」




こないだと今日はたまたま、っていうか…




玉「男と飲んでる時は絶対ダメ」



「はい…」



玉「俺らだったから良いけど
他の男だったら確実に食われるわ」



そんなの、わかってるけど


寝ちゃったんだからしょうがないじゃん..


だいたい、なんで裕太がダメとか言うのよ。




玉「あと、顔も」



「顔…？」




玉「あんな誘うような顔すんなよ。
記憶飛ぶくらい飲むし、甘えるし」



「……」



玉「男はそうゆうの狙ってんだよ」



「別に誘ってなんか…」



玉「じゃあ何？」



「何って言われても……」



玉「だいたいお前無防備すぎなんだよ

昔からいつもそうじゃん」




「別にそんな事なっ、


玉「あるから言ってんだよ。

そんなんじゃ────」





我慢できなくて溢れ出てきた涙。



必死に止めようとするけど



すればするほど頬を伝って落ちる涙。





玉「えっ、ちょ、A？」




裕太ビックリしてるし



絶対面倒な奴だって思ってる…




玉「や、えっと、泣かせるつもりじゃ…」




泣き顔を見られたくなくて



隠してるけど



顔にあった手を引っ張られて




背中に回された細長い腕。





玉「心配なんだよ…」





優しく、でも強く、ぎゅうって





玉「泣き虫」



「っ… 裕太が悪いんじゃん」




玉「ははっ、そうだね。
俺が悪かった」




'' ごめんね ''



耳元で優しく言われて



キュウって、心臓掴まれたみたいに苦しい。




「だいたい、顔がダメって何なの？
こうゆう顔なんだからしょうがないでしょ！


それに、無防備なんかじゃないもん！
いつも警戒してるもん！」





玉「ふふっ、そっか」




「笑わないでよ！
私怒ってるんだから…」




体が離れたと思ったら



未だ私の目から溢れ出てる涙を



指で掬ってくれてる。





玉「泣いてる顔も可愛いけど
俺は笑ってる方が好きだな〜」




「ふっ、ふざけてんの？！//

好きとかっ！可愛いとか、思ってもない事
簡単に女の子に言っちゃいけないの！」





裕太って、何なの？//



意地悪だと思ったら急に、何か…



甘い感じになるし…////




玉「好きなら問題ないじゃん」



「っ…/////」





何 何 何っ！//


なんなのっ！




もう、勘違いしちゃうじゃん……。

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