検索窓
今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:437,236 hit

◎5 ページ5

あの日からすぐに



やっぱり何があったのか真相を知りたくて




愛菜に聞こうとしたけど




'' 裕太から聞きな '' の一点張りで。





結局、私は訳がわからないまま



一ヶ月くらい過ぎちゃって。



仕事も忙しかったし



そんな事いつの間にか忘れてた。








今日もいつも通り仕事が終わって



会社を出ようとしたら



久々に佑樹からのご飯のお誘い。





最近疲れてるから、行こうか迷ったけど



2人だったらそんな長居しないだろうし



毎晩のようにコンビニ弁当じゃ



色気もないしね…。




とりあえず、佑樹が居るお店に向かった。









指定されたお店に着くと




店員さんが個室に案内してくれて




中から楽しそうな声が聞こえてくる。




佑樹一人じゃないの..?かな?







「遅くなりまし…」





ドアを開けたら



バッと振り返る人が2人居て。




佑「お、A!久々じゃーん」





四人掛けの席に



佑樹と向かい合わせで、裕太が座ってた。





「あ、佑樹…久しぶり!

裕太も居たんだね」




佑「あれ?言ってなかったっけ(笑)」




言われてませんよ…。




まぁ、裕太が居るからって



どうってことないけど…




「珍しいね、この3人(笑)」



佑「ほら、もうすぐ愛菜の誕生日じゃん」






なるほどね、だから3人って訳ね。



誰かしらの誕生日は



毎年集まってお祝いしてるんだよね。



恋人が居なくても、一人暮らししてても



誕生日は寂しくないようにって。





裕太も、仕事で来れそうになくても



少しだけでも顔出してくれてるし。






佑樹のこうゆうマメな所



結構尊敬しちゃう。





「ふふ、どんなサプライズしようか(笑)」




佑「A、愛菜しか
女友達いねーもんな(笑)


てかお前座れよ(笑)」





とりあえず話繋いで誤魔化してたけど



実は扉を開けた時から迷ってた。



これはどっちに座るべきだろうか…






玉「何突っ立ってんの?(笑)

いつもこっちじゃん」




ポンポン、と自分の隣を叩く裕太。




「あ、うん…ありがとう」




私の荷物を受け取って



メニューを渡してくれた裕太。




玉「あんま飲みすぎんなよ」




ボソっと言われたその言葉。




一ヶ月前の、不明の失態を思い出した…。




裕太には借りがあったんだった…。





結局何があったかわからずじまいだし



あれから裕太にも会ってなかったから



すっかり忘れてた。

◎6→←◎4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (367 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1167人がお気に入り
設定タグ:玉森裕太 , Kis-My-Ft2
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。