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エントランスを抜けて
部屋の前まできたんだけど
さっき電話で
'' 時間潰しで寝る ''
って言ってたの思い出した。
いつも通り、自分で鍵開けて
一応、ただいまって言ってみたけど
反応はなし。
ベットを覗いたら
スースー寝息たてながら眠ってる裕太。
今のうちにシチュー作っちゃお。
料理はあんまり得意じゃないんだけど
最近はちゃんと自炊をするように
心がけてるんだよね……。
ちょこちょこ始めてて
だいぶマシになった、と思ってる(笑)
裕太、喜んでくれるかな…。
でも、美味しくなれ〜って
沢山おまじないかけたもん。
きっと大丈夫。
.
そろそろ作り終わる、って時に
私の携帯の通知音がして。
「藤ヶ谷さんだ…」
藤 〉今電話してもいい?
なんだろ。
とりあえず、大丈夫です。
の返事だけしたら
すぐ鳴り始めた電話。
「もしもし…」
藤『A…?太輔だけど』
まだ慣れてない声に名前呼ばれると
ちょっとだけ、ドキってする。
「こんにちは。
昨日はご馳走様でした ///」
藤『ふっ…、一回寝ただけなのに
すげーよそよそしくなんのな(笑)』
何か、その言い方…
ちよっと誤解を招きそうなんですけど…///
「そっ、そんな事ないですよ…//」
藤『ははっ、おもしれー(笑)』
「……藤ヶ谷さんって絶対ドSですよね…」
藤『今更?(笑)
あ、そうそう─────……
.
「っ………///」
藤ヶ谷さんが、思い出したかのように
話をしようとした時だった。
いきなり後ろから伸びてきた腕
そのままギュウってされて
私の肩に顔を埋めてて
背中がだんだん熱くなる。
私を抱きしめながら
ゆっくり、後ろに下がる裕太。
そのまま、流れでソファに座って
彼の肩に引っかかっていたであろう毛布に
身体ごと包まれた。
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ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時