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ヴーーー、ヴーーー
目覚ましでセットした携帯が鳴ってる。
けど…
目が開きません。
眠くて眠くて、瞼がとても重いです…。
ヴーーー、
まだ携帯のバイブは鳴り止まなくて。
「もう!うるさいなぁ…」
渋々重たい瞼を開けると
まだ隣でスースー寝てる裕太。
「あ、早く止めないと。
起きちゃう…」
その距離は相変わらず近くて
腰に回されてる腕はそのままだった。
おでこを触ると、昨日よりも熱くないかな?
薬が効いてるみたい。
ぐっすり寝てて起きる気配なし。
……そういえば… ///
とんでもない夢を見てしまったものだ…。
「あんな夢見といて
どんな顔して話せばいいの…
絶対裕太の所為…//」
玉「……」
キッと睨んでみたけど、まぁ寝てる訳でして。
「私の事なんだと思ってんだろ。
抱き枕?そりゃムチムチしてて
気持ちいだろうけどさ。」
玉「…」
「………、辛かったね。
今日ちゃんと病院行くんだよ?」
頭を撫でながら言うと
またスリスリ〜って、
「わっ、////」
近づいてきた裕太。
慌てて口元抑えて
触れるのをなんとか阻止…////
玉「ね…、チューは…?」
「へっ?!起きてたの?!?!////」
玉「早く…」
って…。裕太目開いてないし。
絶対私だと思ってないでしょ!
「ちょっ!///」
手の上に何回もキスされたけど
'' なんか違う〜 ''
って眉間にシワ寄せてる。
当たり前でしょうよ。
キスしてるのは唇でもないし
裕太が思ってる人と違うんだから…
玉「…いじわる。」
フン!ってしながらいじけちゃった。
意地悪も何も…。
簡単にちゅーなんて
できる訳ないでしょーが!////
「ビックリした…」
裕太って、彼女にあんな感じなんだ…
寝起きの声、だいぶ色っぽかった…
なんだろ、いけないもの見た感じ。
「ずいぶん幸せそうですこと!
まったく、誰と勘違いしてんだか。
人の気も知らないでさぁ..
……何で昨日私の所来たのよ…バカ」
下向いてる裕太のつむじを
指先でグリグリ押してやった。
玉「ん……痛い。」
「あ、ごめんね。
起きちゃうじゃんよね…」
頭を撫でると顔がこっちに向いて
眠そうに目を開けた裕太。
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ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時