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「寝るまでここにいてあげる」
なんて言って、本当は
私が裕太の側にいたいだけなのかも。
玉「…ずっと居ればいいじゃん。」
「そしたら私が寝れないでしょーよ」
玉「ここで一緒に寝てよ」
ラグに座りながら裕太を見上げてたら
自分の隣をポンポン叩いて
早く入って、と言わんばかりに
布団をめくって私を見てる。
「ねっ、寝る訳ないでしょ!///」
玉「なんで?」
「なんでって…///」
玉「Aが隣にいるって思うと
安心すんだもん…。
さっきやな夢見たし」
「でもほら…、狭いしさ…それにっ
玉「でもイヤじゃないんでしょ?」
しどろもどろ返事してたら
ズバっと、裕太の得意技。
目をうるうるさせてこっち見てるの。
……イヤな訳ないじゃんよ。
熱ある癖して
キュンってさせる事を忘れない
売れっ子アイドルくん
裕太はここぞとばかりに
自分の武器を使ってくる。
玉「早く。寒い」
何だか上手く言いくるめられて
結局同じベットで寝てるし…
玉「んふふ、あったけ。」
満足そうに笑ってる裕太に
背を向けた私はとことん可愛くない。
「何かあったら起こして」
玉「ん。ありがと」
「じゃあ…お休み…」
玉「ん…。」
って……
こんな状況で寝れますかい!
ドキドキしすぎて
心臓壊れそうなんですけど……
裕太はもう寝たかな…
そりゃ寝たよね。
別に私の事なんか
ただの妹くらいにしか思ってないんだろうし。
このままじゃ寝られない。
やっぱりソファで寝よ…
安心する、って言ってくれた裕太には
本当に申し訳ないんだけど……
これじゃあいろんな意味で
私が熱出しそう。
ームギュ
「わっ!/////
まだ起きてたの?!」
そろ〜っと布団をめくって抜け出そうとしたら
お腹の辺りギュッて。
クリクリ目を開けて
じーっと私の方を見てる裕太。
玉「どこいくの?」
「あ、えっと、携帯!
携帯取ってくる!」
玉「……わかった。」
一旦布団から出てソファで寝る準備してたら
'' ま〜だ〜? ''
って、ちょっと拗ねてる声が聞こえてきた。
もう。本当に甘えんぼなんですけど。
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ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時