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「今日は本当にありがとうございまし...」
藤「ん?(笑)」
「ありがとう!!///」
藤「ははっ!
よくできました(笑)」
ペコって頭を下げたら
当たり前かのように
トントン、って撫でられて
私の心臓が忙しなくなる。
本当は家の前まで送るって言われたけど
どうしても、って私が曲がり角の所で
降ろしてもらったの。
万が一、誰かに見られでもしたら…
藤ヶ谷さんに飛んだご迷惑をかけてしまう…。
藤「また飯誘うから!」
少年みたいに元気よく言ったかと思えば
'' 寒いから早く行きな? ''
って、大人の彼になるの。
「じゃあ、お休みなさい」
手を振って、彼に背を向けようと
一歩を踏み出した。
藤「…A!」
「えっ…///
あ、はい。」
いっ、今…
A、って…///
藤「何かあったらいつでも連絡していいから。
、あと……」
「ん…?」
藤「あ、いや…。
頑張れよ!」
「うん。ありがとう」
二回目のお休みを言って
エントランスに向かった。
最後にもう一回、振り返ると
まだそこに止められてた車。
チカチカ、ライトを点滅させてて
きっと早く入れって事なのかな?(笑)
家の中に入るまで見届けてくれる彼に
また、キュンて高なる心臓。
「ふふ、A、だって〜(笑)」
さりげな〜く、呼び捨てされちゃった。
エレベーターの中で
今日の事を思い返してた。
「ふふ、優しかったな〜」
プライベートでもあんなに優しいって
とんだジェントルマンだ…///
あんな人が私の友達なんだなって
考えただけでもニヤニヤしちゃう。
自分の階に着くまでに
ニヤニヤしてたのを抑えないと
な〜んて思ってたけど、無理でした(笑)
「まぁ、そんな遅い時間に出歩いてる人なんて
居るわけないしね?ふふ(笑)」
バックの中からルームキーを探してたら
ふわっと、香ったの。
大好きな彼の香りが…。
「裕太…?」
まさかね、何て思ったけど
玉「おかえり」
コートのポッケに手を入れて
変装も何もしてない裕太が
部屋の前に立ってて。
やっぱり、君は
いつだってズルいんだ…。
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ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時