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◎24 ページ24

お店に着いて唖然。




すっごい高そうな門構えに、内装。






中に入ると、オーナーさんらしき人が



お待ちしておりました、って。




予約…しといてくれたんだ…





案内されたのはもちろん個室で



いかにも芸能人御用達って感じ。









「……美味しい。」





最初にメニュー見たとき



クリームソースかトマトソースで悩んでたの。



そしたら藤ヶ谷さん




'' 両方頼んじゃえば? '' って。




こないだのお誕生日会で


食いしん坊とか思われた?!





藤ヶ谷さんの優しさはすっごく嬉しいけど




さすがに私でも、そんなには…





また、悩み始めたらクスクス笑ってるの。




藤「半分こしよっか(笑)」




最初から、そのつもりだったんだな



って思うと、またキュウって



胸が締め付けられる。








「ありがとうございます。

ふふ、こっちも美味しい…」









小さい時、裕太とコンビニでおやつ買う時



肉まんとあんまん




半分こしてたっけな……







懐かし…(笑)




両方ほしい!ってぐずってたら




僕と半分こしよ?って…


あの時から裕太、優しかった。





「…ふふ、」





藤「…Aちゃんさ
今、何考えてるか当ててあげようか?」




「へ?今ですか?
…パスタ美味しいなぁって。へ??」




真っ直ぐ、切れ長の目が



ジィっと私を見てる。




藤「玉…、玉の事、考えてたろ」






「裕太ですか…?」




藤「さっきさ、車の中で
藤ヶ谷さんって視力いいですね〜
って言ってたじゃん?

俺、良いのって視力だけじゃないんだよね(笑)」






チラッて上目で私のことを見ながら




話を続ける彼。






藤「んー、勘がいいって言うのかな〜
それか、Aちゃんがわかりやすいだけ?」




「私が?!」




藤「そ。玉の事考えてる時の表情?
って言うのかな…別人だよ?」





「えっ…?!///」




別人って、どういう事?!



藤「すっげえ好き、って顔してる」




「そっ、そんな事…///」





藤「ははっ、無自覚?(笑)」








ニコって笑う、彼の笑顔が




どこか寂しげに見えるの。

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ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時

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