your my princess

◎３ ページ3

何か、今…。



いや、気のせいだ。


うん、これは気のせい。


そんなのありえないし…








玉「昨日のお返しだから。

ったく、人前であんな…
俺じゃなかったらどーすんだよ」




「っ、……//」




指で、かな。


撫でられてる唇が、また熱を帯びる。


何か、久々に感じるこのドキドキした感じ。


もう、からかわないでよっ！////







しばらく、撫で続けられた唇からも



手が離れて


またお腹に戻ってきた。



それからすぐに


隣からスースー寝息が聞こえてきて


うっすら瞼を開けたら



また、気持ちよさそうに眠ってる。







「寝てる時可愛い顔してんのはどっちよ..」



お腹、ギュってされてるけど



何とか解いて



携帯を取りにベットから離れた。




「なんだ、まだ6時半じゃん...」




画面を開いたら




新着メッセージが1件。


タップして開くと愛菜からで




愛 》今日はありがとう〜！

後で詳しく聞かせてね？♡





ちょいちょい！


詳しく聞きたいのは私の方なんですけど！


とりあえず、愛菜に事情を聞かないと…









愛「……もしもし、」




「愛菜？！昨日の事だけど！」





威勢良く話し始めた私に





'' ちょっと、何そんな焦ってんの？ ''





なんて呑気に笑ってる。





「昨日さ、私どうやって帰った？」




愛「裕太におんぶされて」




「……」




愛「何で？」




「…裕太、朝起きたら隣で寝てたから…」





愛「いや〜ん！お泊まり？！」





「いや、全然そうゆうんじゃないから」




愛「ははっ、やっぱそうですよね〜」




「やっぱりって何よ…」




愛「あー、いーのいーの(笑)
こっちの話。

Aだいぶ酔っ払ってたよ〜(笑)
ま、詳しいことは裕太から聞きな？」




「えっ！？ちょっと、愛菜？」




'' 起きたらちゃんと謝りなよ〜(笑)''






なんて、笑いながら言われて




眠いから寝る、って電話切られちゃった。

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