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お食事が始まって数十分。
話を聞く限り、佑樹は
藤ヶ谷さんとも横尾さんとも
よく遊びに行くみたいで
前から仲良かったんだって。
どうりで…
渉、とか言ってた訳だ。
横尾さんお手製の料理を食べながら
顔赤くして、ニコニコしてる愛菜。
お酒も入って少しだけ
とろ〜んとしてる…。
でも、いつも見ないような
嬉しそうな顔してるし
誕生日だし、いっかな。
愛菜を監視してたら
また、お酒のお代わり。
愛「たいぴー、お酒下さい〜♪」
……可愛い…。
私には備え付けられてない可愛さ。
普段の愛菜だと考えられないな…
あんな可愛くお願いされたら
絶対断れない……。
藤「愛菜ちゃん大丈夫?
結構飲んでるけど…」
愛「大丈夫ですっ!
明日もお休みなので〜!」
藤「ん〜、そお?
気持ち悪くなんない?平気?」
愛「私、お酒強いんで(笑)」
確かに強い、けど……
こんなに酔ってる愛菜を見るのは初めてかも。
横「太輔、今日はもうダメ」
佑樹と話してたはずの横尾さんが
いきなり、ズバッと。
横「愛菜ちゃん、今日はもうお終い」
愛「えっ…でも…」
上目で、横尾さんを見る愛菜。
私が男なら、完璧にやられる。
横「今、すっげえ可愛いから。
だからもうダメ、ね?
お酒なかったら楽しくない?」
ちょっ/////
いっ、今!
すっげえ、可愛いって!////
だからダメって!/////
案の定、真っ赤の愛菜。
どうしよう、私がニヤついてしまう…。
こんなの、アイドル様に言われなくても
ドキドキするのに!!/////
玉「ニヤニヤしてる」
「しっ、してない!////」
玉「してんじゃん。
顔赤いけど、酔ってんの?」
スッと伸びた手が
ほっぺに触れて、冷んやり気持ちいい。
横尾さんの、あの甘い言葉で
ドキドキしてるのに
裕太に触れられてる頬からも
またドキドキが増えてて
これ以上触られてたら
心臓の音、聞こえちゃうんじゃないかって
慌ててその手を引き剥がした。
「酔ってませんっ!」
ほら、また可愛くない言葉。
下を向いて、なるべく気持ちを
読まれないようにしようとしてるのに
裕太の手が、私の手を握り返してきた。
テーブルの下で、誰にも見えないように
ギュっと……。
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ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時