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◎15 ページ15

お食事が始まって数十分。



話を聞く限り、佑樹は



藤ヶ谷さんとも横尾さんとも



よく遊びに行くみたいで



前から仲良かったんだって。







どうりで…


渉、とか言ってた訳だ。









横尾さんお手製の料理を食べながら



顔赤くして、ニコニコしてる愛菜。



お酒も入って少しだけ


とろ〜んとしてる…。



でも、いつも見ないような



嬉しそうな顔してるし



誕生日だし、いっかな。





愛菜を監視してたら



また、お酒のお代わり。




愛「たいぴー、お酒下さい〜♪」




……可愛い…。



私には備え付けられてない可愛さ。



普段の愛菜だと考えられないな…



あんな可愛くお願いされたら


絶対断れない……。




藤「愛菜ちゃん大丈夫?
結構飲んでるけど…」




愛「大丈夫ですっ!
明日もお休みなので〜!」




藤「ん〜、そお?
気持ち悪くなんない?平気?」




愛「私、お酒強いんで(笑)」




確かに強い、けど……



こんなに酔ってる愛菜を見るのは初めてかも。




横「太輔、今日はもうダメ」




佑樹と話してたはずの横尾さんが


いきなり、ズバッと。



横「愛菜ちゃん、今日はもうお終い」



愛「えっ…でも…」




上目で、横尾さんを見る愛菜。


私が男なら、完璧にやられる。





横「今、すっげえ可愛いから。

だからもうダメ、ね?
お酒なかったら楽しくない?」




ちょっ/////



いっ、今!

すっげえ、可愛いって!////


だからダメって!/////




案の定、真っ赤の愛菜。


どうしよう、私がニヤついてしまう…。




こんなの、アイドル様に言われなくても


ドキドキするのに!!/////






玉「ニヤニヤしてる」



「しっ、してない!////」




玉「してんじゃん。
顔赤いけど、酔ってんの?」




スッと伸びた手が




ほっぺに触れて、冷んやり気持ちいい。



横尾さんの、あの甘い言葉で



ドキドキしてるのに



裕太に触れられてる頬からも



またドキドキが増えてて


これ以上触られてたら



心臓の音、聞こえちゃうんじゃないかって



慌ててその手を引き剥がした。





「酔ってませんっ!」




ほら、また可愛くない言葉。


下を向いて、なるべく気持ちを


読まれないようにしようとしてるのに



裕太の手が、私の手を握り返してきた。



テーブルの下で、誰にも見えないように




ギュっと……。

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ふみふみ(*´∀`)(プロフ) - 初めまして(*´∇`*)すごくおもしろかったです!応援してます!! (2016年3月16日 18時) (レス) id: 52b320831e (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年2月21日 0時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - 毎回、楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます。 (2016年2月13日 11時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
りのちん(プロフ) - キュンキュンし過ぎで何回も読んでます!! (2016年1月17日 23時) (レス) id: 1163ea9853 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまよ。 | 作成日時:2015年11月7日 11時

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