ホソク先輩に拾われました (ページ16)

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ホソク先輩と暮らすようになって数日・・・

職場での先輩のイメージは、『テンション高いおもしろお兄さん』という感じだったんだけど、

一緒に暮らしてみると、ただただ陽気という訳でもないんだな、という事に気付いた←失礼w

家ではあまりテレビを見なくて、本を読んだり好きな音楽を聴いて過ごす事が好きだったり

寝起きはあまり良くなくて(笑)、すごく無口だったり

用がない時は、意外と自室に籠もりがちだったり

そういう、みんなの知らない素のホソク先輩を知る事が出来たのは、

何というか、

・・・凄く嬉しかったりもする。

でも、

このギャップ男、まだ隠し球を持っていたみたいで、、、

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今日は先輩のところでお世話になって初めての金曜日

仕事を終えて片付けながら、献立を考える

んー。
久しぶりにお酒でも飲みたいな。金曜だし。

そう言えば、先輩はお酒飲むのかな、、、

晩酌はしていない様子だし、そもそもあの家で酒類を見かけなかった気がする

スーパーのお酒売り場には色んな種類があって、
少し悩んだ後、私が飲む赤ワインと、念のためビールとチューハイを買っておいた

「これでよしっ、と。」

ちょうど料理が出来たと同時に、玄関で物音が聞こえる

おー、時間ピッタリ(笑)

「ただいまーー！あぁ、疲れた。
うわっ！今日はまた豪勢だねぇ！すごい美味しそうなんだけどーー！」

「今日はラザニアを作ってみました！ちょうど出来たところなんで熱々ですよ。」

今日は赤ワインに合うように(笑)、イタリアンにしてみた

あとおつまみ的なものが欲しくて、ちゃちゃっと作っていると、隣に来て、

「これ切っといたらいい？」

と、バケットを切ってくれる先輩

「先輩って…。
前から思ってたんですけど、絶対いい旦那さんになりますよねぇ。」

「えぇっ？そう？(笑)Aちゃんに言われると何か照れるなぁww」

と、ジタバタしだす先輩

「あー。それはやめといた方がいいと思います。」

「えぇーー！これはダメなの？！楽しくないっ？！笑」

楽しくないっ？！って、、、笑