大好きな君 (ページ21)

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思い出ページ21

貴方side

学校から帰り部屋に二人でいると万次郎の特攻服が目に入る

『万次郎、ほんとにチーム作ったんだね』

｢ウン。最初は東京卍會だったんだけどもう東京どころじゃなくなったから高校入って名前変えた｣

ほら。と東京卍會、と書いてある特攻服を引っ張り出してくる万次郎

『うわ！！！かっこいい！！』

｢今日の夜集会あるけど見に来る？アイツらにも会わせたかったし｣

『行くに決まってる！！』

総長のマイキーとして見るのは初めてだからめちゃくちゃワクワクする

東京卍會の特攻服を着てみると

『えっこれ大丈夫？なんか前閉めたらダー〇ベーダーみたいになったんだけど！？うわ！初代総長だって…やば』

やばいめちゃくちゃいい匂いする

｢かっけーだろ？？｣

『これ抱きしめて寝たい』

｢なんで特服抱いて寝るんだよー。ここに俺居るじゃん！｣

頬をプクーーっと膨らます万次郎。これが男子高校生？？

『あ、！！万次郎の卒アルも見たい！』

引っ張り出してもらって小学校から見ると

『うお、七小のマイキー時代じゃん！これこそ私の知ってた万次郎！懐かし〜可愛い〜』

声高かったなーこのころ。やっぱイケメンはこの頃からイケメンだ

私が1番気になってるのは中学生の卒アルだ。私の知らない万次郎が居ると考えると同じ中学の人が羨ましい！くそ！！

『……！？！？まって。この髪型はズルい』

｢あーそれ中2くらいの時じゃんー。髪邪魔だったわ｣

指を指した先には髪を下ろしてセンター分けの万次郎

え？こんなの同じ中学にいた人全員落ちるじゃん

『万次郎、何回告白された？中学で』

｢えー覚えてねーよ。A以外どうでもよかったし｣

ぎゅ、と後ろから抱きつく万次郎。……こいつ！！！！！