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「お前が例の新しいオンナ?
横っちょにいるタヌキみてぇなのは使い魔?」
なに、この人……?
女性……?だよね?口悪っっ!
「タヌキとは失礼なんだゾ!俺様にはちゃんとグリムっていう名前があるんだゾ!!!」
「へぇ、で?なんだっけ?あ、私A」
スルーした?!
なんだか、グリムがちょっと可哀想だな。
「私はユウです。
その、気付いたら
「いいから、そういうの。めんどくせーよ。
ンだよ。折角 同性がいるってんだから来たのに。
いーや。フロイドに会いに行こーっと。バイバァイ」
なんなんだったんだろう、あの人。
何が用事だったのかな?
「クーーッ!なんなんだ!!あのAとかいう女は!」
「さ、触らぬ神に祟りなしって言うじゃん、ほら……私たちには適う相手じゃないんだしほっとこ?グリム。」
「ふん!ユウが言うから許す訳じゃないんだゾ!
……にしてもアイツの魔力…………」
「どうかしたの?」
私も、魔法とか使ってみたいな。
どんな感じなんだろう?
でも、魔法を使ったら……多分、お家には帰れないよね。
「オンボロ寮に帰ろっか」
(あ、ユウとグリム?にクロウリーからの言伝教えんの忘れてた。まいっか。)
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2020年5月25日 23時