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Aたちがクレイモランからデルカダール王国へ戻ってきて一週間
(チカラが 欲しいか ・・・・ ?)
ホメロスの心に反響したのは魔王ウルノーガの声。
(チカラ……か。)
隣ではグレイグとAが仲睦まじく話している姿。
「グレイグ殿!それは違います!
魔法道具、使わない方がいいんじゃないんですか?」
「うぅ、オレはそんなに…。」
「全く、大体なんなんですかグレイグ殿のお部屋の…あのムフフ本の数。
正直、引きます。」
「ホメロス様に見つかったら怒られますよ?」
「実はもうみつかってるんだ…。」
「ええええ?!機械音痴なのにちょっとエ ッ チな本でさえもホメロス様に見つかってるって・・・。
生きてて、恥ずかしくないですか?」
「というかA…お前はなぜそんなにもオレに厳しいんだ?
扱いが、雑・・・。」
「まさかホメロスのこと…」
グレイグがそこまで言うとAは高潮とする。
それをみたホメロスは何を勘違いしたのかそういう事だと思ってしまう。
(グレイグ…お前はいつもそうだ。
Aだけはやめてくれ
私からAを奪わないでくれ…!!)
「ハッ ほ、ホメロス様?!
いかがなさいました?お顔が悪いようですけど
お部屋まで肩をお貸しします!!!」
「やめてくれ…お前はグレイグと仲良くしていたらいいだろう?」
相当焦っているのかホメロスは嫉妬…を隠さずにAに当たってしまう。
それに狼狽えるグレイグとショックを受けるA。
「いけません!!
ホメロス様、私はホメロス様の僕同然。
もう一度言います、肩をお貸しします。」
(オレはAがいるならチカラなんていらない)
「・・・・頼む
A、話を聞いてくれないか?」
「ええ、いいですよ。」
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ヴィズ(プロフ) - リリィさん» コメントありがとうございます!!嬉しいお言葉です、本当にありがとうです!!! (2019年1月10日 23時) (レス) id: 325ec06872 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - ホメロスが好きになりました。ありがとうございました! (2019年1月10日 19時) (レス) id: 401a5e74b1 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - リオンさん» コメントありがとうございます!頑張ります(´∀`)待っててくださいね〜!!! (2018年11月28日 17時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
リオン - こんにちは!この作品とても良い内容ですね!!更新楽しみに待ってます!頑張って下さい!! (2018年11月23日 16時) (レス) id: 2014aa6b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年9月3日 5時