検索窓
今日:2 hit、昨日:28 hit、合計:28,154 hit

3 ページ23

 
 
え?とメンバー達が驚いたことで、空気がどよめいた。

sha「なんでや?なんで行きたくないんや?」

シャオロンの問いかけに、ゾムは何か考え始めたのか、答えなかった。

shp「…ゾムさんが断るなんて…」

ut「なんや、何かあるんか?…ハッ!もしかして、女ができたんか…!?」

kn「お前と一緒にすな!」

大先生の頭をコネシマが小突いた。

gr「ゾム、行きたくない理由を述べろ。」

グルッペンからの促しに、ようやくゾムが反応した。

zm「う〜ん…、何て言ったらいいか、分からんのよな…」

ぬ「なんじゃい、理由があるんじゃろ?それを言ったらいいだけじゃぞ?」

うう〜ん、とゾムは唸る。

tn「ぬらりひょん様もこう言うてくれてるし、遠慮なく言ってええんやで?」

トントンの促しに、ゾムは口を開いた。

zm「なんか…嫌な予感がする…。」

メンバーたちの口があんぐりと開いた。

rb「…ん…?」

ci「え…?」

shp「…?」

sha「…え、そんだけ?」

ゾムはうなずいた。

zm「やから〜…、なんて言ったらええか分からへん…。でも、嫌な予感がするんやって…。やから俺は行きたくないなーって…」

ゾムの言い分に、メンバーたちは理解できない、といった顔をしていた。感の鋭いのも、考えものだ。

gr「て、ことらしいですが…、ぬらりひょん様。」

グルッペンがぬらりひょんを見ると、メンバー達もゾムからぬらりひょんへと視線を移した。

ぬ「ふ〜む…。嫌な予感か…。」

ぬらりひょんは考え込んでしまった。
トントンやロボロは焦った様子で、言葉を口にした。

tn「いや、ゾム。せっかくぬらりひょん様がゾムを連れていきたい、って言うてくれとるんやで?」

rb「そうやで、ゾム。こんな機会めったにないことや。嫌な予感か何か知らんけど、まず行ってみたらどうや?」

二人の説得にゾムはでも、や、うーん、を繰り返した。

sha「…いやぁ、ゾムの予感って大体当たっとるからな。やめといたほうがええんちゃう?」

shp「そうですね。野生の勘みたいなの、ゾムさん持ってますからね。今回もそんな感じじゃないですか?」

と、メンバー達が騒ぎ出した。ただメンバーの中でも、ゾムを行かせる派と行かせない派で意見は割れているようだ。
ガヤガヤと声が響き始めた時だった。

ぬ「…そしたら、お前さん、その嫌な予感とやらに飛び込んでみんか?」


ぬらりひょんがゾムに向かって言った。
 
 

飛び込む→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
406人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

舞茸(プロフ) - お待たせいたしております(-_-;)子供の新学期準備に、謎の喉の違和感と咳に投稿が滞っておりました。お楽しみ頂いている方には、本当にお待たせしてしまい、申し訳なく思います(_ _;)これからどんどん投稿してゆきます!!読んでいただき本当にありがとうございます! (2022年4月27日 0時) (レス) id: b96c8fba01 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 次の投稿楽しみにしています。お体にお気をつけて (2022年3月30日 21時) (レス) @page32 id: 2020323a87 (このIDを非表示/違反報告)
舞茸(プロフ) - 気づくのが遅くなり、申し訳ありません!!わざわざ投稿、ありがとうございます!!育児中のため、更新が遅いです、ご了承下さい。ですが感想頂くだけで、とても励みになります!投稿、頑張ります! (2022年2月18日 1時) (レス) @page32 id: b96c8fba01 (このIDを非表示/違反報告)
- ゾムさん、かっこええ...。 (2022年1月20日 12時) (レス) @page23 id: 9e2a714ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - 面白い!見つけられてよかった! (2021年12月22日 18時) (レス) id: 9754f34744 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:舞茸 | 作成日時:2021年11月7日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。