幼馴染みと許嫁【朔間凛月】【衣更真緒】２

心配 ページ15

A「…ん？」








凛月「…初めてだったの？」



A「…うん…。」


恥ずかしい…。


凛月「…ま〜くんとしたんじゃなかったの？」

A「…はぁ！？

いつそんなこと言った！？してないよ！？」



凛月はしゃがみこんでしまった。



凛月「…ごめんA。

俺殴っていいよ。」


A「どうしてそうなった…。」

凛月「ごめん…俺の早とちりだった…。

Aのファーストキス奪っちゃった…。」


A「…別に凛月ならいいけどね。」


凛月は顔を真っ赤にした。


凛月「まぁ、俺も初めてだったけど…。」




マジか…。

仕事でやったことあるのかと思ってた…。





レオ「わっはっは！

青春だなぁ〜！若いなお前ら！」

泉 「あんたと年齢ほぼ変わんないからねぇ？」

嵐 「…生のキス初めて見たわぁ！！」

司 「…何という…光景…。」






…なんで全員集合？




嵐 「あらあら♪

お二人さん、お顔が真っ赤よ〜♪可愛いわねぇ♡」

泉 「しかしくまくんも大胆だよねぇ。

俺らいるって分かっててさ。」



凛月「…途中からAしか見えなくなってたから…。」


司 「なんと！本当に愛しておられるのですね！」

凛月「当たり前じゃん。」




レオ「どうだA？

リッツの気持ちが伝わったか？

この曲は、リッツがお前をテーマに作ったものなんだぞ！」



A「…私を？」



道理で恋愛じみてるなと思った。

というか途中からそうなのかもって思ってたけど…。



レオ「俺たちは、リッツの味方だ。

リッツの敵は俺らの敵だし、リッツを傷つけたやつは許さない。


でもそれと同時に、お前のことも心配なんだ。」


A「…。」


泉 「板挟みになって、ストレス溜まってんじゃないの？

まだあの衣更にも返事してないんでしょ？」


A「…はい。」


嵐 「急ぎたくなるところだけど、焦らないで頂戴？

凛月ちゃんも真緒ちゃんも、

あなたの答えが出るまでは
いつまででも待てると思うわ。

それなりの答えを返してあげなさい。」


司 「…先輩方に全て言われてしまいました…。


どちらかを選べばどちらか必ずは傷つきます。

しかし、それを恐れないでください。

先輩方もですが、あなたにも幸せになる権利があるのです。


納得のいく答えを、お二人に伝えてあげてください。」







A「…みなさん…。




ありがとう。」


〜〜〜


本当に都合良すぎてすみません！(凛月くんのキャラソングのこと)

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