検索窓
今日:15 hit、昨日:29 hit、合計:83,573 hit

文化祭 ページ41

時が経つのは早いね。

やってまいりました文化祭。



こんなにしんどい文化祭は初めてだ…。


しかも真緒がいる…。


真緒「…お前らアイドルのモノマネすんの?」

A「…まぁ…。」


パンフレットを見たらそりゃあ真緒は分かるわけで…。


真緒「へぇ。面白そうだな!お前は何すんの?」

A「見てからのお楽しみ。」

真緒「ん〜気になるけど了解。

俺のグループいるかな?」

A「…どうでしょうね。」


ちなみに真緒はバレたらやばいので、キャップを被ってメガネをして髪を結んでる。

マスクもしてる。


それでもわかる人はわかるけどね。


A「髪結べたんだ。」

真緒「ギリな。」

A「似合うね。ずっとそのままにしとけば?」

真緒「今にもゴム取れそうなんだって。」



私は準備をしてから真緒と回ることになった。







 「Aの衣装はこれな。」

A「うわ…本格的…。」

 「手芸部が作ったからな!

それと、1時間前には俺らだけでリハするから、いつもの教室に集合な?」


A「分かった。」




あの衣装…かっこよすぎて私には似合わないと思う…。

試着したとき、

めちゃめちゃ動きやすいけど似合わないな〜って思ってた。


私の顔よ!かっこよくなれ!




真緒と合流する。

真緒は作品のコーナーを見ていた。



A「真緒。」

真緒「お、A。

お前絵上手いなぁ…。」



真緒の目線の先には、私の作品があった。



真緒「昔から絵が得意だったもんな。」

A「そうかな…。あ、ミスコンあるんだけど、行く?」



真緒「…お前本気で言ってる?」

A「いや、真緒行きたいかなって。」


真緒「お前絶対

『…私にはないものをあの子達は持ってるんだね…。』

とか言って重い空気になるだろ。」


A「よくご存知で。」

真緒「いつもだからな。

他のとこ行くぞ。どこ行きたい?」

A「楽しむのは真緒なんだから、真緒が選びなよ。」


真緒「じゃ、手品でも見に行くか。」








…すげぇ。


真緒「いや〜すごかったな。」

A「始めてみた…。」

真緒「お前指ぬきの時点で驚いてたな。」





A『え!?真緒!指が!指がァァァァァ!?

抜けてる抜けてる!!指抜けてるんだけど!?』




真緒「周りの人笑ってたぞ?

あれは手品の基本だろ。」


嘘…。え!?あれが普通なの!?


真緒「俺もできるぞ?」



真緒の指が…取れた!?



A「うわっ!!指が!?」

アイドル→←来ないでくれ…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
236人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

照山紅葉 - 名無しさんさん» コメントありがとうございます。夜分遅くにすみません!初めてここまで高評価いただいて、驚いています。今後ともよろしくお願いします! (2022年3月29日 1時) (レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 続編ありがとうございます!この作品大好きなので最後まで応援させていただきます! (2022年3月29日 0時) (レス) @page50 id: 62c0e911ba (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:照山紅葉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年3月17日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。