今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:142,651 hit
小｜中｜大
84 ページ39
__ ( K.A side )
朝、早めにAの家を出て
急いで寮へ戻り着替えを済ませ学校に向かう。
話を全て聞いた時、
意外と驚きは無く、"やっぱり"とだけ感じた。
青山さんには気を付けるように忠告はしたものの
Aはまだ分かっていないような気がする。
原因は俺なんだから
事を収めるまでちゃんとしないと。
.
「あっ康介先生っ」
職員室へ向かう廊下でばったり会ったのは
偶然にも青山先生だった。
「おはようございます」
「おはようございます〜♪
今日も1日頑張りましょうね」
髪を靡かせながら
笑顔を振り撒く彼女からは
香水の甘ったるい香りが漂ってくる。
.
「そういえば見て欲しい資料があるんです。
少しでいいんで見てもらえませんか？」
「はい、いいですよ」
職員室に一旦寄ってから
青山先生と一緒に資料部屋に行く事に。
あまり2人きりは避けたいものの
これも仕事の内だから断る事は出来ない。
.
資料部屋に入り、窓から外を覗くと
続々と生徒が学校に登校している姿が見える。
「資料ってどれですか？」
「…ごめんなさい、嘘なんです」
「え？」
すると彼女は俺の目線を捕まえたかのように
真っ直ぐ見詰めてくる。
「___ずっと2人で話したい事があったんです」
__
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 549人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：riya | 作成日時：2017年6月9日 23時
