幸せになるために【ＪＭ】【ＴＨ】 (ページ45)

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４４【ＪＫ】ページ45

Side:ジョングク

数秒して、ジウさんがすぅっと息を吸う音が聞こえた。

ジウ【ジョングクくん、生意気。】

ＪＫ「え？」

ジウ【そんな、年上を試すような真似しないで、わかってるなら尚更ね。】

ＪＫ「あ、…すみません、でも」

ジウ【ジョングクくんがそう言ってくれるのはすごく嬉しいよ、でも、わかってくれてるなら、もう踏み込まないで。良い友達でいようよ。】

ＪＫ「………。」

今度は俺が黙る。

…あれ、今もしかして俺、

ふられた？

ジウ【ジョングクくん、今何してるの?】

ＪＫ「ぅえ？えぇっと、今は…夕食を作ってます」

ジウ【ちゃんと自炊してんの！？えらいねぇ！】

お母さんか。

ＪＫ「まぁ、一人暮らしだし、これくらいは。」

ジウ【すごーい、私なんて面倒でコンビニで済ませちゃうし、最悪食べないこともあるよ～】

あれ？俺、今普通に会話しようとされてる？

友達になろうとされてる？

ＪＫ「ジウさん」

ジウ【ん？】

ＪＫ「食べないなんてだめです。俺が作ります。」

ジウ【え？何を？】

ＪＫ「今度、うちに来てください。ご飯作りますから。」

ジウ【…いやぁ～それはちょっと、】

ＪＫ「ジウさん」

ジウ【…はい？】

ＪＫ「ぼくらイイオトモダチですもんね！」

ジウ【あ、あれ？…なんか、怒らせたかな？】

ＪＫ「ぜーんぜん怒ってないです！じゃ！ジウさんのためにたくさん材料買っとくんで！無駄にさせないでくださいね！友達なら！」

ジウ【え～、そうなっちゃう？】

絶対諦めてやるもんか！