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家に帰ると、珍しいことに兄が先に仕事を終わらせて夜ご飯を作ってくれていた。
『ただいま、お兄ちゃん今日早かったね』
JN「あ、お帰り。今日久々に早く仕事が終わってさ。ごめん、もうちょっとだけ時間かかりそう。」
私の兄であるジンは、とてつもなく整った顔をキッチンからのぞかせた。
疲れているはずなのに、そんな様子を微塵も見せず、そのうえ「ご飯まだできてなくてごめん」だなんて
『神様かな?』
JN「え?なんて?」
『なんでもない、ていうか手伝うよ。』
JN「ヤー何言ってんの!帰ってきたばっかなんだから休みなよ。」
『でも』
JN「いいって、ほら座って。どうしても気になるなら…俺はお前の会社の話とか聞きたいから話してよ。」
手を出そうとしたがキッチンに入れてくれなかったので、大人しく椅子に座って最近の会社の出来事を思い出してみた。
ここ最近はいろんなことがあったけど、ユンギさんとのことや合コンのことなど、どれも兄には言いづらいことばかりだ。
それよりも私には気になることがあるのだ。
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作者名:uma | 作成日時:2020年12月8日 1時