モテる彼氏の隣 (ページ4)

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よくわかんないけどページ4

後輩「先輩今日も放課後来ますー？」

後輩「昨日楽しかったですね！」

後輩「今日のメニュー厳しいらしいですよ～」

うざい、うざいうざい

挨拶で終わりと思いきや私を舐め回すように見た後、一緒に教室行きましょうって笑顔で慎太郎の横についた後輩マネ

そしてこれまた面倒なのが「私の事は、ハルって呼んでください！みんなからそう呼ばれてるので！A先輩」ってこれまた凄く笑顔で話しかけてきた事

私からしたら、名前を呼びたくもないくらい関わりたくないけど、慎太郎のメンツもあるし「そうするね」と笑顔で答えた

初めて2人が話してるとこを見て、正直思ったほど慎太郎は相手にしてなさそうで安心してしまったけど、あの子と別れるまでの時間は数分だったのに数十分に感じる程には疲れた

「元気だねー」

慎太郎「ねー、すっごいわ」

去っていく後輩を見て思わず出てしまった言葉に慎太郎も苦笑いで頷く

なんだろう、あの子のストーリーではあんなに笑顔なのに、なんか違和感？気のせいかな

「おはよー北斗」

北斗「おはよー……ってなんか疲れてない？(笑)」

「笑わないでー」

教室に着いて一直線に自分の席に向かい前の席に座ってケータイいじってる北斗に挨拶した途端異変に気付かれた

そんなにわかりやすいか？わたし

北斗「多分俺が察してる通りだよね」

「多分」

北斗「ご苦労様です、今日は先帰んの？」

慎太郎を気にしてかちょっと小声で話しかけてくる北斗

あ、そう言えば、あの子今日も放課後くる？って聞いて慎太郎悩んでたけどどうするんだろう

慎太郎の方を見ると慎太郎もこっちを見てて目が合った

なんで見てたんだろう、いつもならこっち来るのに

私が首を傾げてると慎太郎も合わせて首を傾げてきた、可愛い(笑)

「しんたろー、今日一緒に帰れるー？」

地味に遠い慎太郎の席行くのも面倒で自分の席から聞くと慎太郎からおいでって手招きされた

なんだろう

「どしたのー」

慎太郎「今日ももしかしたらどっか行くかもだから先帰ってて？最近一緒に帰れなくてごめんね」

って、私の頭ポンポンってしてくる慎太郎

「それ言うために呼んだの？」

慎太郎「うん、北斗とばっか話してるから呼んだ」

「こっちきたら良かったじゃん」

慎太郎「2人で話したかったのー」

ずるいよなあ、こんなの急に、狙ってんのか？

慎太郎「なににやついてんの？(笑)」

「にやついてないから！」