モテる彼氏の隣 (ページ22)

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気付けなかったページ22

慎太郎サイド

北斗に言われて初めて気付いた

俺、最低だ

Aがハルの事言ってきた時は、人のこと言えんの？って思っちゃったけど特大ブーメランじゃん

俺とハルの事気にしてたけど俺に言えずに北斗とかジェシーに相談してたってことだよな

もちろん俺はハルに何の気もないけど、ハルが俺のこと好いてくれているのは何となく気付いてた

けど俺は部活内でめんどくさくなることは避けたかったし、周りと同じように接しておけばいいと思ってた

Aは部活のことは何も言ってこないしってAの考えてることも知らずに

慎太郎(俺ダメだね、)

北斗(まあ俺から見ても今の慎太郎はダメな男だけど、決めるのはAじゃない？)

慎太郎(距離置こうって言われたんだよ俺)

北斗(それ言われたのも慎太郎が思ってもない事Aに言ったからでしょ？)

そうじゃん、俺絶対言っちゃダメなこと言った

俺が言われたら絶対立ち直れないくらい酷いこと言ったんだ

北斗(慎太郎、俺お前もAも好きだよ)

慎太郎(なんだよそれ、)

北斗の言葉に驚くと同時になんかが吹っ切れた

自分の負担減らすためにAや北斗やジェシーにしなくていい思いをさせてしまった自分を心底恨む

慎太郎(北斗ありがとう。俺も北斗好きだよ)

北斗(、、なんか男同士で気持ち悪いな。早くAんとこ行ってきな)

慎太郎(うん、ほんとありがとう。またご飯いこうね)

北斗(振られて慎太郎の慰め会とかやだよ)

慎太郎(俺のがやだわ、)

北斗(ふっ、大丈夫だよ2人なら。じゃあねー)

慎太郎(ありがとう！)

北斗の電話を切ってからすぐAに電話をかけながら家を出てAの家まで向かう

北斗の2人なら大丈夫って言葉はすごく俺の心を軽くした