モテる彼氏の隣 (ページ20)

今日:29 hit、昨日:8 hit、合計:127,658 hit

仲直りしたいだけページ20

22時頃、慎太郎から今から家行くと言われて玄関に出て待つ

慎太郎「ごめんお待たせ」

「お疲れ様、今日は試合見れなくてごめんね」

慎太郎「しょうがないよ」

「、、、そこの公園で話そう」

慎太郎と目が合わない、こんな声のトーンの慎太郎は初めてだし戸惑いつつ公園に向かう。お互い何も話さずに

公園のベンチに座って、気まずい空気になる

慎太郎は、なにか知ってるのかな

慎太郎「試合、勝ったよ」

「おめでとう。本当に嬉しいよ」

慎太郎「知ってた？誰かに聞いたの？」

やっとまともに話せたのに、急に食い気味で聞いてくる慎太郎

「ジェシーくんが教えてくれた」

正直にそう答えると慎太郎は明らかにムッとした

なんか言っちゃダメなこと言った？

さっきからなんで怒ってるのかわかんないよ

慎太郎「ねえ、話って何？」

また急に質問される

何言っても怒られるんじゃないかって思ったけど正直に言わなきゃ

「、、、サッカー部のマネージャーのハルちゃんと慎太郎が仲良いのが気になって、気にし始めたらしんどくなって、もしできるならハルちゃんともう少し距離取って欲しい、めんどくさくてごめん」

ちゃんと言えたけど、慎太郎の顔は見れなかった

覚悟はしてるつもりなのに

慎太郎「気持ちは分かったけど、Aもジェシーに抱きしめられてたんでしょ？人のことだけ言うのおかしくない？」

返ってきた言葉は思ってたどの言葉とも違ってた

「あれはジェシーくんが慎太郎とのこと心配してくれて、、もうあんなことない、ジェシーくんにもちゃんと話した」

慎太郎「わかんないよ、ジェシーとAが普通に仲良いって、俺の後輩と彼女が仲良いって嬉しいことだと思ってたのに、どっちの言うことも信じられない」

「、、、信じられないなら仕方ないよ、私達こそ距離置いた方がいいかもしれないね」

慎太郎「A、、、俺、「また落ち着いてから話そう。今慎太郎に何言われるのも怖い、信じてもらえないなら私が何言っても言い訳に聞こえるだろうし。一旦、距離置きたい」

気付いたら私からは言うことないだろうと思ってた言葉を言ってた

付き合ってる上で、信頼を失うことは思ったより辛かった

慎太郎は「分かった」とだけ言って公園から出てった