第62話 ページ29
「A…?A!!」
バシャバシャっと音を立てて誰かが近寄ってきた。
どしゃ降りの雨なのに傘も差さず私に近寄ってくる沖田君
A「…久しぶり、だね?」
沖田「何やってたんでさァ今まで!!」
ギュウっと…暖かい感触に包まれる。
沖田「つめてぇ…アンタ、俺達がどんだけ探したと…!」
A「ごめんね…沖田君…」
沖田「…A…?」
久しぶりの人肌だからか、
それとも沖田君だったからか…
安心したのかもしれない。
A「…ごめっ…ごめ、なさい…っ」
沖田「A…」
A「私…土方君にふられちゃったよぉ…っ」
沖田「…」
A「別れたくなんか…ぃのに…っ、私…っ」
沖田「…」
プツンと。
そこで意識は闇に落ちた。
沖田君はずっと私を抱きしめてくれていて…
泣きじゃくる私の傍に居てくれた。
沖田君の顔が少し…
苦しそうに歪んでいたのを覚えている。
・
新八「ぁ…気が付きました?」
神楽「大丈夫アルか!?」
銀時「ったく…心配させんなよ」
目が覚めたらそこは
万事屋だった。
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土方さくら - うぉぁぁぁあ完結してしもたァァア(( (2017年9月25日 22時) (レス) id: c80b6a77ba (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 完結おめでとうございます!面白いしシリアスも入ってくれて叫びながら見てましたwほかの作品も拝見させていただきます!これからも頑張ってください! (2017年9月20日 16時) (レス) id: e8517a59ce (このIDを非表示/違反報告)
虚 - とっても面白かったです!土方カッケェ// (2016年8月6日 1時) (レス) id: 003894b080 (このIDを非表示/違反報告)
レイチェル(プロフ) - 一期から読ませていただきました、ストーリー主人公たちの会話どれも面白く、ストーリー構成もしっかりしてると思いました もぅファンです(( 次回作とかにも期待させて貰いますね (2016年6月13日 2時) (レス) id: 62133a6b4e (このIDを非表示/違反報告)
AGSN(プロフ) - この作品最高!胸が苦しくなったりキュンキュンしたりとてもいい作品でした!もし機会があれば番外編を作ってください!暇なときでいいので! (2016年5月30日 23時) (レス) id: eb4360b9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽桜 | 作者ホームページ:
作成日時:2013年2月13日 8時