第53話 ページ20
―そして時は戻り…
A「はぁ…」
狂四朗「ため息なんてよくないですね?」
誰のせいだコンチクショー…
私は高天原での仕事を終え、休憩中にため息。
そうすれば私を此処に連れて来た元凶が近づいてきた。
A「そうだあの…」
狂四朗「すいません、いきなり連れ込んで…貴方ならやっていけると私のセンサーg((A「いやそうじゃねぇよ話遮るんじゃねぇ」
狂四朗「ん?」
A「あのこの仕事やめたいんですよ;」
土方君にバレたら…っていうか皆に知られたらなんて言われるか;;
男装してたところをホストに勧誘されました。なんて、説明がダルい。
私がそう話すと狂四朗さんというこの高天原のオーナーはひどく驚いた顔をする。
つーか私が女だって知ったらどんな反応するだろう。
まぁほら、私いい人だし狂四朗さんイケメンだし黙っててやるんだけど。
狂四朗「いや困りますよ!A君!せめて今日だけ、人手が足りなくて…お偉いさんが来いらっしゃるのに」
A「えぇー;」
狂四朗「今日一日の給料もはずみますよ?」
A「やります!!」
狂四朗「本当ですか!?あぁ、良かった。君は凄く人気ですからね」
お金につられた私はその話に飛び付いた。
狂四朗さんの笑顔も見れて一石二鳥ってやつだ。うん!
A「ちなみにお偉いさんって??」
狂四朗「将軍家の親戚の美人三姉妹ですよ」
A「美人三姉妹…」
聞いたことあるな。
確か性悪三人娘だとか…
A「お金持ちの性悪三人娘?」
狂四朗「あんまそういう事は言わないように、お客様なんですから」
A「へぇ〜い。」
狂四朗「その三人姉妹が大の美形好きですからね、A君が居てくれて本当助かりますよ」
A「へぇ…」
美形好き。か…
なんだ私と同類じゃん、気が合いそう
狂四朗「警察も出動するほどの大物だから…」
A「………え?;」
今…ナンテイイマシタ??
狂四朗「ほら、将軍家の知り合いだけあって真選組も警護で来てくれるんですよ」
A「お世話になりましたアアアアアアアア!!!;;」
狂四朗「えぇぇぇえ!??;」
冗談じゃない、真選組なんて土方君居るじゃん!!無理じゃんバレるじゃん!!;
私は急いで出口へと向かった。
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土方さくら - うぉぁぁぁあ完結してしもたァァア(( (2017年9月25日 22時) (レス) id: c80b6a77ba (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 完結おめでとうございます!面白いしシリアスも入ってくれて叫びながら見てましたwほかの作品も拝見させていただきます!これからも頑張ってください! (2017年9月20日 16時) (レス) id: e8517a59ce (このIDを非表示/違反報告)
虚 - とっても面白かったです!土方カッケェ// (2016年8月6日 1時) (レス) id: 003894b080 (このIDを非表示/違反報告)
レイチェル(プロフ) - 一期から読ませていただきました、ストーリー主人公たちの会話どれも面白く、ストーリー構成もしっかりしてると思いました もぅファンです(( 次回作とかにも期待させて貰いますね (2016年6月13日 2時) (レス) id: 62133a6b4e (このIDを非表示/違反報告)
AGSN(プロフ) - この作品最高!胸が苦しくなったりキュンキュンしたりとてもいい作品でした!もし機会があれば番外編を作ってください!暇なときでいいので! (2016年5月30日 23時) (レス) id: eb4360b9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽桜 | 作者ホームページ:
作成日時:2013年2月13日 8時