私に首輪を。【YG】

Dear……10. ページ10

.









{ユンギ、僕達だって人の心がないわけじゃないから、あの子を可哀想には思うよ。}


{ユンギが買ってなかったら、あの子は酷い扱いをされただろうね}




『……』




［けど、ヒョン、ここがどんな場所か分かってます？］


ジョングクの冷たい目が俺に刺さる






［ここだって危険ですし、正直言ってお荷物なんですよあの子は。］


そうグガが言うと、ジニヒョンが少し慌てたように言った




{ジョングギ、言い方……}

［本当のことじゃないですか、あのユンギヒョンが4000億も使って買った女……それが周りに知られたらどうなると思いますか？］






【確実に狙われますよ。あの子。】

【まだ遅くありません。あの子は何処かの施設にでも預けてましょう。】









.








『まぁ、お前らの言う通りだよな、お前らは正しいよ』


［なら……］





『けどな』


『俺だって馬鹿じゃねぇ。そんなことくらい、あいつを買う時から分かってたよ』


【なら、どうしてですか……】



ナムジュンが眉を下げて言う




『……さぁ、分かんねぇ』


「「「え……？」」」


『なんて言うんだろな……俺の本能があいつを欲しがってたんだよ』


『あいつを見てから、手に入れたくなっちまった』



『悪ぃな、でも、もう後戻りは出来ねぇよ』









.








俺でも自分がわかんねぇよ。




ーーーーーーーー


〜おさらい〜


主ちゃん＝「」

ジンニム＝{}

ナムさん＝【】

ユンギさん＝『』

ホビ＝〈〉

ジミン＝《》

テテ＝〔〕


となります！

ごちゃごちゃですね……笑 頑張ります！

分かりやすくするために、

(例)「と、ナムジュンは笑顔で言った」

などと工夫しますので！




.

Dear……11.→←Dear……9.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す