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俺のこと ページ9
治side
目の前にいるAにまさかこんなに早く自分の思いを伝えることになるなんて思うてへんかったわ。
Aはなんかポカーンなってるし、いくら2人きりでも焦りすぎやないか!?俺!
「えっと…」
ようやくAは現状を理解したのか声を発した。
「からかうのは、やめてください…」
治「…は???」
想定外の反応に俺は言葉を失う。
「罰ゲームか何かなんだよね…」
ようやくAが言いたいことがわかった。
治「俺は本気や」
「ほ、ほんとに…?」
まだ半信半疑みたいやな。
ギュッ
Aを驚かさんようにそっと抱きしめる。
治「これでもまだ、信じられへん?」
「///…だって、ほんとに私でいいの…?」
治「俺が好きなんはAや」
「…私も、昨日からずっと宮くんのことが頭から離れなくて、いつのまにか好きになってた」
Aも俺のことを好きでいてくれたのが嬉しくてつい腕の力が強くなる。
「私でよかったら、付き合ってください」
治「…!こちらこそ」
こうして、俺たちは晴れて付き合うことになった。
なったんやけど…。
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作者名:日野時雨 | 作成日時:2020年3月12日 12時