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宮くんのことが ページ6

Aside

家で課題やってたらスマホの通知音がして、名前見てスマホ落としそうになった。

それが宮くんからだったから。

今なにしよるん?って、無口で怖そうな印象の彼からは想像できない内容。

課題やってたよ、っと。


ピロン


返信早いなー、意外。


治"やっぱしAは偉いなぁ"


名前呼び!!?しかも呼び捨て!!
私の心臓がドキドキしすぎておかしい。


"ありがとう。宮くんは何してましたか?"


少し間があって


治"Aになんて送ろうか考えてた笑"


俺意外と可愛いとこあんねんで?って。


"自分で言っちゃうんだね笑"

治"だって俺Aに勘違いされたないし"


宮くんは、平気でこんなことを言う。

これが私じゃなくて他の可愛い子だったら、
きっと好きな人だったんだろう。

それがどうしてかつらい。
宮くんが私のことをどうこう思ってるなんてことはありえないのに。


治"明日からもよろしゅうな"

"こちらこそよろしくね"



話したのは今日が初めてだけど、私は特別可愛くもないけど、今気づいたことだけど、


これだけは言える。




「(私、宮くんのこと好きなんだな…)」

邪魔せんといて→←教えへんよ



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作者名:日野時雨 | 作成日時:2020年3月12日 12時

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