お忍びデート?その1 ページ16
治side
今日はAと買い物デートやから朝から楽しみにしとったのに…
朝
侑「おかん、俺今日角名たちとシューズ新しいの見て来るわ〜」
治「!?…どこ見に行くん?」
侑「あの新しくできたショッピングモールやけど?」
治「」ブフォオ
侑「サム、どないしよった!!?」
治「なんでもないわ…」
なんていうことがあってん。
ホンマ最悪や…。
ツムに見つかったら絶対邪魔しに来るやんか…。俺はまだ弁当のこと根にもってんねんで!!!
とにかく今日だけは絶対に見つかったらあかん。
「あのお店見たい…!」
Aが指を指したのは、小物からインテリア用品まで揃ったお洒落な雑貨屋さん。
「このマグカップ可愛い…」
Aがクマの絵柄の赤いマグカップを見て夢中になっている。
治「これ、めっちゃAに似てるで笑」
俺が見てるのは、頬っぺたが異様なほど伸びてるパンダのマグカップ。
「ここまでは太ってない!」
治「冗談やから、ごめんて笑」
もー、って言いながら視線を上げたAは一点をずっと見続けとった。
俺もつられてそっちを見る。
「あれって、侑くんと角名くん…?」
治「ホンマや…。見つかると面倒やし場所移動するか」
あいつらがこっち向いてなくて助かったわ…。
「次はさっき言ってた帽子見に行こう!」
治「そうやな」
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作者名:日野時雨 | 作成日時:2020年3月12日 12時