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9話 ページ9

…………









『はい!これでよし!!

……ねぇ、貴方名前は?年は?』









「………四十物十四。18…

傷の手当てしてくれて、ココアくれてありがとう。」









「へぇーじゃあ俺の1個年上だな!どこの高校行ってるんだ?」









そう二郎が聞くと、彼はふるふると顔を横にふった







「…高校行ってない。受験に落ちたから……

今はヴィジュアル系バンドのボーカルとして活動してる」









「そうなんだな……なんか悪かったな」









「別にいい……」









なんだろ、空気が重くなって来たぞ……


なにか話題を変えないと…(汗)









「でもよ、別に高校に行くことが全てってことじゃねぇんだ。


高校に行かない奴なんてたくさんいる。それでどうやって生きていくかが大切なんだ


あんたはヴィジュアル系バンドのボーカルとして活動している……カッコいいじゃねぇか!!」








そういって二カッと頬笑む彼に誉れをあげたい!!←←









『そうだね。私も、凄くカッコいいとおもうよ。』

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作者名:*ビターチェリー* | 作成日時:2019年10月19日 19時

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