15話 ページ15
……
「オイ、てめぇ彼氏の前で他の男とイチャつくなんざ良い度胸してんじゃねぇか?」
ぎゃーー!?やばいぞこの空気!(^-^;
逃げよう!と言いたい所だけど捕まってるからもう逃げられない…時すでに遅し………(泣)
『イチャついてんなんか………!!…もしかして左馬刻、年下の男の子にヤキモチ妬いて「んなわけねぇだろ!!(怒)」………むぅ(-ε-;)』
ニヤつきながら左馬刻に目線をあげると、大きな雷が落ちた
「あれはヤキモチだな((^^;)」
「ヤキモチですね(-.-))」
「あ??」
ひそひそ話をする2人みた左馬刻がもう一発雷を落とそうとした瞬間___
「こらこら!いくらお客様が友達だからって店内で喧嘩しないの左馬刻君!愛桜もじゃれ会うのもいいけどそろそろ片付けて夜の準備して!!」
『ママ!助かった〜!!(*´∇`*)って、もう着替えたんですね。』
彼の拘束から脱出してbarのママであり、私の亡くなった母の親友であったママのもとへ駆け寄ると、優しく頭を撫でてくれた
カッコ良くて綺麗で、憧れてしまう
「よしよ〜し!今日も可愛いな愛桜は!!今夜はbar貸し切りでVIPのお客様が来られるそうでな。天谷奴といったかな、たくさん人を連れてくるそうだから人手が足りるか心配だな……」
「!?……………天谷奴だと……?」
ママがそのお客様の名前を口にした瞬間、左馬刻が反応した
知り合い、なのかな?ん?天谷奴??
あ、カクテル奢ってもらった!!
私は気まずそうに腕を組んで頬杖をついた
すると左馬刻は1歩前に出た。何々?何言い出すの?
「ママ、頼みがある」
「ん?何?」
「俺を今夜だけ雇ってくれねぇか。」
『………………えっ?』
「あぁ、もちろんOKだ!(^∇^)」
『えぇっ!?』
「愛桜、左馬刻君に制服を、よろしく頼むぞ!!(キラン」
「よろしく頼むぜぇ愛桜ニヤ」
『は、はい……汗』
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作者名:*ビターチェリー* | 作成日時:2019年10月19日 19時