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全部の仕事は終わったのは20時。
意外と早かったなあ。
大倉さんに連絡したらすぐ返事が来た。
大倉さんも終わってたのかな？
マネージャーさんに自分の家まで送ってもらう。
「じゃ、明日13時に迎えに来るから」
「わかりました。」
マネージャーさんの車が去り、大倉さんの部屋に向かう。
私より全然上の最上階。
インターホンを押しても、しばらく出てこない。
…あれ？
もっかい押すと…
「よ、」
少し赤い顔をした大倉さんが出てきた。
いや、飲んでたんかい。
「お邪魔しまーす」
大倉さんが軽くスキップしながら廊下を歩いてる。
……ご機嫌ね。
「何から飲むんー？」
テーブルの上には手料理と思われる料理が並んでいた。
「大倉さん、料理できるんですね」
「おん、たべてみ？」
とりあえず座って、置いてあった箸で料理を少しつまむ。
「……うま」
「やろ？笑」
嬉しそうに笑う大倉さん。
「はい、」
ビールを手渡してくれる。
「乾杯」
缶が重なった。
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作者名：凛 | 作成日時：2017年8月19日 16時
