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どれくらいの時間そうしていただろうか。
人の体温があったかくて、
安心して
「…ありがと」
そっと大倉さんが私から離れた。
その時の大倉さんの表情はスッキリしていて、安心した。
「……良い恋、見つかるといいな」
「……大倉さんも」
そう言ってまた2人で乾杯して
「明日もあるので失礼します。」
ちょっと呑んでから、部屋に戻った。
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部屋に戻ってからは、涙が出なかった。
シャワーを浴びて、化粧を落として
……でも、お店で散々泣いたからか酷い顔…
怒られるかな？
気持ちはどこかスッキリしていて
安田さんと大倉さんのお陰だろう。
ベッドに潜り込んで、ゆっくり目を閉じた。
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作者名：凛 | 作成日時：2017年8月19日 16時
