今日:26 hit、昨日:1 hit、合計:249,821 hit
小｜中｜大
37 ページ37
.
.
「ほらほら帰るでー？」
安田さんが優しく私たちを諭す。
………もしかして、1番お酒強いのって安田さんなんじゃ…？
安田さんがタクシーを呼んでくれたらしく、3台お店の前に止まっていた。
「大丈夫？２人とも帰れるん？」
「だ、大丈夫です！すみません！」
「ふふ、まだ元気みたいやね？笑」
安田さんに促され、タクシーに乗る。
「お疲れ様でした！」
バタンとドアが閉まった。
.
.
マンションの前にタクシーが止まると、すぐ後ろのタクシーも止まった。
………そうだよね
「…一緒に帰ってもよかったよな」
「そ、うですね」
大倉さんがちっちゃく笑う。
大倉さんの少し後ろを歩いてエントランスに入る。
「なあ、」
「？」
「少し飲まへん？」
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 678人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛 | 作成日時：2017年8月19日 16時
